見出し画像

【入社エントリ】老兵は死なず、ただ消え去るのみ…にあらず?56歳文系コンサルタントが平均年齢32歳のテック企業に飛び込んだ話。

はじめまして、primeNumberの若尾と申します。
noteへの初めての投稿となりますが、今回は僕がprimeNumberに入社したお話を書きたいとおもいます。


〈自己紹介〉

簡単ですがまずは自己紹介を。
教育大(美術専攻)の卒業を経て、新卒から20代までは大手印刷会社でクリエイティブ領域で仕事をしていました。
90年代の始めでちょうどDTP(DesktopPublishing)がデザイン・印刷業界に黒船としてやってきていた関係で、DTPワークフローの導入などもやってました。
30代にはその印刷会社がデータ分析のビジネスを立ち上げたので手を上げて参画し(文系なのにw)、ID-POSやポイントカードなどの分析業務に携わり、その後40代で大手広告代理店系列の会社に転職しCRMコンサルティングや分析システム(今で言うBI的なもの)の開発などを行っていました。
そこから、それまでの2社がクライアントワークの会社だったので事業会社で働いてみたいと事業会社に転職し、新事業開発やそのための自社システム開発などするも会社が倒産、とある分析会社に拾っていただき分析業務、BI・MAシステムの導入、データ分析人材の育成などをやっていた…と、あっち行ったりこっち行ったりのキャリアの56歳です。

〈転職のきっかけ〉

前職の分析会社は分析業務やCRMコンサルなど過去のキャリアが活きる業務内容でしたし、会社のミッションステートメントにも共感出来て、それなりに評価もいただいていたこともあり「この会社で最後」だと思っていました。
でも段々と会社も大きくなってきたところで、組織化が進み「制服組(byスティーブ・ジョブズ)」が増えてきたんですよね。
事業が安定して成長出来る軌道には乗ったものの、計画と管理が広がってコレどうなのよ?と...。
それを見ながら「クライアントからも評価されてるし、このまま仕事するのかな?」「自分はもっと小さな組織で個人のカバー領域が広いところのほうが向いてるんじゃないのかな?」という思いをもったまま数年悩んでいました。
そして、前職ではいろいろなことにチャレンジさせてもらいましたが、最後の数年でメインにしていたのが人材育成。
データ活用人材の育成のために自身の過去の苦労や経験を伝えることでクライアントに喜んでもらえる。単純なコンサルワークや受諾分析などとは違った充実感を感じるとともに、「これからは自分の経験を(失敗も成功も)伝えて行くことが自らの存在意義なんだ」と強く思うようになり、それを活かせる環境は無いものか?と考えるようになっていました。

〈primeNumberとの出会い〉

前職以外の環境は?ということで転職エージェントに相談したり、少し個人的にお話いただいた会社もあり、何社かお話お聞きしました。
やはりエージェントは僕の過去のキャリアをベースにコンサル会社やSI会社のコンサル部門の立ち上げなどのお話があったのですが、先の「もっと小さな組織で個人のカバー領域が広いところのほうが向いてるんじゃないのかな?」と「この会社なら自分のキャリアが活かせるかもな?」の双方を満たすところがなかなかなかったところに、ある知人から「いい会社あるよ」とお声がけいただいたのがprimeNumberでした。
最初「primeNumber」という会社の名前は知らなかったのですが、MA導入支援などの時に「trocco」という名前のETLツールの話は聞いたことがある、という状況でした(笑)

〈primeNumberを選んだ理由〉

2015年起業、入社当時60名程度とバリバリのスタートアップで、平均年齢32歳のデータエンジニア集団…文系のエセデータサイエンティストであった僕としては、躊躇しなかったと言えば嘘になります。
最初は「troccoを開発しているSaaSベンダー」というイメージでカジュアル面談に臨んだのですが、会社のミッションステートメントである「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える」との言葉のもとにtrocco以外の形での事業展開も考えているとの話を受け、「今後広げていく色々な事業で自分のキャリアが役に立つのかも」との思いが広がりました。
また、面接の際に何度か自分がやりたいこととして

「『データエンジニア』という職種がなくなる世界を実現したい(すべての人達が特別なスキルなく無意識にデータ活用出来る世界)」

と、データエンジニア集団の会社に対して失礼かな?と思うような表現をしたにも関わらず、受入れてもらえたことで入社の決意が固まりました。

〈入社してみて感じたこと〉

想定の範囲ですが、やはりスタートアップなので未整備なことや足りないものがいろいろあります。
僕自身も新たな企業文化に戸惑いもあり、キャッチアップしなければならない技術的なハードルも高いと感じています。でも、企業文化や新たな技術を吸収しつつ、未整備なところや足りないところはprimeNumberらしい解決方法や整備が出来るよう一緒にやっていきたいと思っていますし、それも受入れてもらえる環境と感じています。
そして想像していたよりみんな若い!僕が入社して平均年齢を上げてしまっていますが、若者の集団で揉まれている感がすごいです。
でも、そんな若いメンバーでも一人ひとりが責任のあるポジションで自律して仕事に当たっている姿を見て年齢関係なく尊敬に値すると思います。
あと、テック企業なんですがヒューマンタッチを重視していて、リモート勤務を週2回までとしてオフィスでのコミュニケーションを促進する方針は意外でした。
僕は通勤に時間がかかるところに住んでいるので正直リモート勤務は多いほうがいいと思っていたのですが笑)、入社後のオンボーディングなどで対面でのコミュニケーションが多かったことはスムーズに皆さんの人となりを知ることが出来て良かったです。

今後どこまで僕の経験が活きるのか?これから模索しながら僕自身も成長出来るのか?
生身のままでいけるところまで行ってみようと思っています。(byマッシュ・バーンデット)

〈最後に〉

primeNumberでは新しい仲間を募集中です。
これから規模も領域も広げていける会社なので、多彩なキャリアの方々を求めています。
「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える」に共感いただける方の応募をお待ちしております。
もしも、「こんな経験でも活かせますか?」と不安な方がいらっしゃったら、お気軽にご相談ください。
(ご連絡はコチラのURLから)
募集しているポジション以外でもご相談出来ると思います。


この記事が参加している募集

入社エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?