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本紹介『さいはての家』

書名:さいはての家
著者:彩瀬まる
出版社:集英社


その家は、築数十年が経過している。
事故物件の経歴あり。
それなのに、いつも不思議とひょっこり入居者が決まる。

駆け落ち、逃亡、雲隠れ。
やってくるのは「ワケあり」の人物ばかり。
けれども、彼ら・彼女らがこの家で過ごす時間には、どこか愛おしさを感じられる。

とことん引き付けて「この後はどうなるんだろう?」と、読み手の思考を動かす物語の数々。各話の始まりに、タイトルと共にあるものがかかれているのだが、
「これって○○?」
そう思った時、なぜだか背筋がゾクッとした。

こわい。かなしい。あったかい。

あなたは、どんな本だと感じるだろう?

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