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映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

まさはるーーーっ‼️‼️‼️

エンドロールで主題歌サビが流れた瞬間に、心の中で叫びました。
ずるいよ。なんて主題歌を生み出したんだ。しかもこの内容で詞の可視化はアカンて…‼️

高校生の百合は母子家庭で経済環境が苦しい生活や、学校に苛立ちを抱えている。母から「父は自らを犠牲に子どもを助けた」と聞かされても、尊敬どころか恨みを感じていた。
ある日、母親と口論になり家を飛び出す百合。近所の防空壕跡で眠りにつくが、目を覚ますと昭和20年にタイムスリップしていた。
そこは終戦間近の日本。戸惑い、混乱する百合は特別攻撃隊(特攻隊)に所属する彰と出会い、隊が親しみ通う食堂で働きながら、戦争や特攻、命について考え、彰への恋心を膨らませていくのだった。
家族や想い人を残して命を散らすことに意味はあるのか。隊員の様々な信念や想いに触れる中、ついに彰に出撃命令がくだる。

タイムスリップ。戦争。恋愛。
王道感がありますが、主題歌に惹かれて観に行ってきました。心を揺さぶりたかった(笑)
また、鹿児島旅行で知覧の特攻記念館を訪れた思い出も後押しの一つかもしれません。

観てよかった。いや、本当に。予想以上にのめり込みました。めちゃくちゃ泣いた。
至るところで涙腺がぶったぎられます。

彰の百合への接し方。令和を生きる百合の「特攻って意味あるの?」「どうして死を選んだの?」っていう純粋な疑問。戦時中を生きる人々の日常。石丸さんと千代ちゃん。食堂を切り盛りしながら隊員を送り出すツルさんの気持ち。隊員の想い。
全部が心に染み込みます。

原作と異なる点が複数ありますが、私は映画に一票かな。自然な流れでストーリーに引き込んでくれた気がします。

福山雅治さんの『想望』。
映画を観る前、観た後。きっと響き方が変わります。
そして、やはり戦争は失くさなければならないと胸に刻みました。
人を慈しむ心を奪われてはいけません。



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