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学校がつらいあなたへ

私はあなたの人生に無責任なことは言いたくはありません。
でも、学校という環境に悩み苦しんでいるあなたに「学校に行きなさい」とは言いたくありません。
行かないという選択肢があってもいいと私は思います。

ただ、学校以外の居場所に、危険な人間関係や環境を選ぶことは避けてほしい。

図書館においでよ。

図書館は、誰にでも無償で解放している場所。
静かに過ごす。
資料を壊さない。
荷物を置きっぱなしにしない。
(飲食時間に荷物を放置する学生さんが本当に多い。席がなくなるという以前に、めちゃくちゃ危険だからやめてほしい)
この約束を守ってくれるなら、何時間でも遠慮せず利用していいんです。

冷暖房完備やで!(笑)
カフェは・・・ごめんなさい、資料を守るために設置していない図書館が多いです。

もし、あなたが「いいな」と思う本に出会えたら、じっくり向き合ってみてほしい。
年相応の本なんて、選ばなくていいよ。
あなたの「好き」や「わくわく」を大切にしていいんだよ。
図書館は、あなたがあなたでいられる場所。

私は中学の部活動が大嫌いで、ほとんどさぼっていました。親には「行ってるよ」って嘘をついて、時間を潰すためにあちこち行っていました。
単純に、知り合いに見つからないところとなると人目につかない場所を探すので、今思えば危険度高めなところも多かった。
でも、行きたくない理由を親にも先生にも言わなかった。恥ずかしかったし、理解してもらえないって思ってたから。
あなたの苦しみは、本当の本当には、あなたにしかわからないよね。

だからこそ、せめてあなたが少しでも安心できて過ごせる安全な場所に、図書館を提案させてください。

図書館においでよ。
いつでも待ってるよ。


9月1日は、子どもの自殺が最も多い日なんだそうです。
今年もそうなってしまうのだろうか。
そうなってほしくなくて、かつて子どもだった私は、思ったことを書いてみました。
学校に行く意味、学校に行くことで得られる物事。
それに価値を感じるかどうかは、きっと人それぞれなので、ひとそれぞれでいいのではないでしょうか。

教養も人間力も、あなたが望むなら望んだタイミングで手に入ります。
図書館は、それが叶う場所。
あなたの無限の可能性を、応援します。


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