他人に間違いを指摘されて逆上してませんか?

間違いを正してくれる存在は貴重な存在です。
(正当性があり、こちらが納得していることが前提ですが・・)
そういう存在を大切にしましょう。

書籍「マルクス・アウレーリウス 自省録」から
以下の言葉をご紹介致します。

もしある人が私の考えや行動をまちがっているということを証明し
納得させてくれることができるならば、私はよろこんでそれらを正そう。
なぜなら私は真理を求めるのであって、真理によって
損害を受けた人間にあったためしはない。
これに反し自己の誤謬と無知の中に留まる者こそ損害を蒙るのである。

マルクス・アウレーリウス 自省録 第6巻 より

他人に間違いを指摘され、ムカつくことがあると思います。
では、逆に全く指摘されなくなった状態を考えて下さい。

自分の周りにイエスマンしかいない。
居心地はいいかもしれないが、間違いを指摘してくれない。
その状態では間違っているかもしれないのに進むしかなくなる、
周りに人はいるのに孤独で辛い道ではないでしょうか?
また自分しか信用できなくなり、
一度ミスすると周りから人がいなくなる恐怖から
心を病むのではないでしょうか?

自分が全知全能で失敗を犯さない存在ならいいかもしれない。
しかし、そんな人間は絶対に存在しない。

一見、間違いを指摘してくるやつはめんどくさいやつと思いがちです。
しかし、その行為自体が責任を一緒に背負ってくれていることです。
とても貴重な存在ですね。
そのような存在はを蔑ろにせず、お互いリスペクトを持って
指摘し合い、切磋琢磨し協力していきたいですね。

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