【解説】純文学とは何か?大衆文学との違いとは【比較】
昨日訪問した monogatary.com というサイトで
”純文学を募集します”
というイベントを目にしました。
なんとなくはわかるけれど、純文学って正確にはどういう文学を指すのだろう?
と気になったので、調べてみた結果をまとめます。
純文学とは?大衆文学との違い
純文学の広辞苑の定義は以下です。
小難しく書いてありますが、つまり次の2つの特徴を持つ文学のこと。
美しいものを見て「きれいだ」と思う気持ちに訴えかける小説や詩、脚本など。
文章そのものの芸術性を高めることを目指した作品。
ここで比較されているのが大衆文学。
大衆文学は、美的感覚よりもストーリーの面白さを重視し、芸術が高いというよりも娯楽性の高い文学のことです。
簡単に言うと、
純文学は
「小難しくて物語が劇的に展開していくわけではないが、文章が
美しく一つの作品として芸術的な文学」
大衆文学は
「わかりやすくてドキドキハラハラのストーリー展開がある大衆ウケする文学」
と比較できます。
純文学の有名作家
有名な純文学作家には、
芥川龍之介
太宰治
夏目漱石
村上春樹
があげられます。
小説をあまり読まなくても、名前は知っている、という方も多いのではないでしょうか。
これらの小説家の代表作は以下。
Amazon の芥川龍之介、太宰治、夏目漱石の3名は電子書籍版が無料で読めるので、気になった方は試してみるのもいいかもしれませんね。
芥川龍之介
羅生門 | 芥川 竜之介 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
太宰治「人間失格」
人間失格 | 太宰 治 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
夏目漱石「吾輩は猫である」
吾輩は猫である | 夏目 漱石 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
村上春樹
ノルウェイの森 (講談社文庫) | 村上春樹 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?