不安からの脱却法2

前回の続きです。前回は反芻思考についてお話ししましたが、今回はメタ認知についてお話ししたいと思います。

メタ認知とは

メタ認知とは簡単にいえば主観ではなく、客観的に物事を見るということです。
では、そのメタ認知が不安に対してどう効果があるかをお話しします。

例えば、あなたの友人から悩み後の相談を受けたとします。その時あなたの意見は概ねあなたの友人にとって有益なアドバイスをいうことが多いと思います。
これはなぜかというと、人間というのはどうしても主観的に考えると自分のバイアスや、偏見、感情などが織り混ざってしまいます。その状態ではその悩みに対して良い考えや、行動につながることは難しいでしょう。
ですが、他人視点ではどうかというと、共感するということはあるかもしれませんがその人自身ではないので感情やバイアスがないアドバイスを送ることができます。

よって、自分が悩んでいるときにそれをまとまった考えや行動に移したいときに自分がそれについて悩んでいるのではなくあなたの友人が悩んでいると想定すれば物事は良い方向へとつながるはずです。そうすれば自ずとやることを明確化し、不安は取り除けるのです。

もちろん、それだけでなくあなた自身の友人に悩み事を相談してみるのも良いことだと思います。

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