中学受験 今年出題されそうな時事問題① ロシア・ウクライナ

今回は、今年出題されそうな時事問題を載せてみたいと思います!

まず今年あった出来事を時系列順にまとめてみましょう!!

2022年

2月
 ①ロシア軍ウクライナ侵攻

4月
 ②円安 1ドル=131円(20年ぶり)

5月
 ③沖縄復帰、50年

7月
 ④日本、参議院選
 ⑤安倍首相 死去
 ⑥桜島、噴火


中学入試で出題されるトピックとしては、上記のような感じなのではないでしょうか??

今回は ①ロシア軍ウクライナ侵攻 を解説していきます。

スキが多ければ②ー⑥も作成していきたいと思います!

それでは詳しく解説していきましょう!!
太字は、出題される可能性が高いので暗記しましょう!!


①ロシア軍ウクライナ侵攻


2月にプーチン大統領が率いるロシア軍がウクライナに侵攻しました。これにより日本が被った影響で最大のものは以下です。

  ・天然ガス、石油等の資源価格高騰
  ・小麦などの材料費高騰

これに尽きます。

また、歴史に関しても最後のトピックで触れたいと思います!


それでは、以下のトピックに分けてお話していきたいと思います!

1.石油産出国ランキング
2.日本の石油輸入先
3.日本の小麦輸入先
4.日本における小麦生産
5.日本とロシアの歴史


1.石油産出国ランキング


それでは石油の産出国のグラフを見てみましょう!

1位 ベネズエラ
2位 サウジアラビア
3位 カナダ

となっており、中東にかたまっていますね!
ロシアは6%ほどですね。アメリカやカナダも産油国であることをおぼえておきましょう!


石油 埋蔵量(経産省2019)




2.日本の石油輸入先

続いて、日本が主に石油を輸入している国です!

1位サウジアラビア
2位アラブ首長国連邦
3位カタール

こちらは、とても大切なので暗記しましょう!!

日本の石油輸入先 (経産省 2019)

3.日本の小麦輸入先


続きまして小麦に関してです!以下が日本が輸入している国のランキングです。

1位アメリカ
2位カナダ
3位オーストラリア

日本は、ロシアやウクライナからは輸入していませんね。しかし生産量で見るとロシアは4位、ウクライナは8位なんです。今回の戦争では、ロシアとウクライナでの生産量が減ったため、価格が上昇したわけなんです。


小麦 2018(センター試験)




4.日本における小麦生産

それでは、海外はいったんおしまいにして日本における小麦生産を見ていきましょう!

1位 北海道

1位だけ覚えてください! 圧倒的に北海道です!


日本における小麦生産(食品データ館)



5.日本とロシアの歴史



1792  ラクスマン来航
1904 日露戦争
1905 ポーツマス条約

中学受験において、ロシア人でまず覚えなければならない人物はラクスマンです!1792年に根室に来航しました。来航した理由は、日本との通商を開始したいがためです。しかし日本はこれを退けました。なぜなら日本は当時鎖国していたためです。

時代は下って1904年、日露戦争が勃発します。日露戦争は、どちらの国が韓国での優越権を有するかを争って勃発しました。戦争の勝敗は、明確にはつきませんでしたが、講和条約としてポーツマス条約が結ばれました。ポーツマス条約は、日本にとても有利な内容となっています。ポーツマス条約の主な内容は以下の3つです。
 ①日本が韓国での優越権を有すること 
 ②日本は、南樺太を獲得すること
 ③日本が、旅順、大連の租借権を獲得すること

これにより韓国での影響力を強めた日本は、1910年に韓国併合を行い、韓国を日本の領土に組み入れたわけです。


まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、今回はここまでといたします。
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