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#3:前回投稿作『不思議な体験 No.1』からの整理事項

まえがき

初めての方は初めまして。
以前も私の投稿を見てくれた方はこの度もありがとうございます。

今回は前回投稿済みの『不思議な体験 No.1』を書きながら当方としても
気になったことを整理してまとめたものです。
具体的な内容としましては、オバケについての考察を私の方で勝手に
7つの項目に分けてそれらについて自問自答する形式になっています。

オバケというものは疑わしいものですが、
それがいるのかと言われたら私ならこう答えます。
「いると断言しないけど変な体験をいくつもしているのは事実だよ」と。

0か100か、という極端な白黒ではなく
1〜99で流動的に混ざりあう灰色、のような言い回しをします。

半信半疑な存在ですが色々な方々が体験してきていることは事実かな。
つまりいないとは言いきれない。
「悪魔のパラドックス」と同じようなことがオバケにもいえるのでしょう。 だからこそ厄介な存在だと思う。

ということで今回もやってまいります。
今作の総文字数は約3400字です。よろしくお付き合いください。

ゆっくりしていってね

1.なぜオバケがいるとわかるのか?

これは感じない人にはわからないのだが、私がそれらの存在を現在進行形で感じるからオバケ有り判定を下している。

現在進行形で感じる原因はなんなのかというと具体的には以下のようなものが挙げられる。

1.場には発生が考えにくい線香または臭いにおい
(駐車場を歩いて移動している最中に突然に線香のにおいがする、臭いものがないのになんでこんなに臭いの?...など、浮いた存在のにおい)
2.顔に網みたいな何かかかってくる感じ
3.ざわついた空気感
4.見えずともなぜか具体的にわかるピンポイントでの存在場所の特定
5.見られてる感じ
...など。
ちなみに直接存在が見えたことは2回しかない。

また「音での感知」いわゆるラップ音や亡者の声に対して気がつくという方もいるだろうが、私はこれはかなり鈍く感度ゼロと言っていい。
心霊YouTubeにアップされているもので声がするという意見は私にはわからないのだが、かつて1度だけ声を認識した経験がある。
それは呻き声ではなく叫び声と金切り声。しかも耳元。
これはかつて勤めていた職場でのことなので、ここでは触れずまた今度の機会に回そう。

2.昼間もいるのか?

もちろん感じ取ることがある。

多分彼らも「元」人間だからか。夜のみと思うのは先入観であろう。
ただし、昼間に気がつく場合は周りがひと気のないような場所であるなど
感覚を集中させることができる時がほとんどであって、人が数多くいる
ような場所でわかることはまずない。

それは私が能力不足で感覚的に鈍いからであるのと
(修行などしていないし、しようとも思わないが)、
オバケ以上に近くにいる人の方がよほど気になるためだ。

私が見たオバケは昼間に見たからか普通に人だった。イラストのようにエンジェルセットを身につけ浮遊する足のない古典的な姿が一般的な姿かどうかはわからない。また、着衣なしの個体はいるのだろうか。日頃よく見るという方から教えてもらいたい。

3.複数いてもわかるのか?

私は2体以上の存在に「同時に」気がつくことはない。
言い方を変えれば、同時でないなら気がつくこともある。

彼らも元ヒトであるから複数いることも当たり前と思うが、
私の中では今のところはどれか1体のみがわかることばかりだった。
感覚の鋭い方ならばあっちにもこっちにもそっちにもいるよと、複数検知も可能なのだと思う。

このような場合はどれか一体についてわかることがある。もちろん総スルーもある、というよりほとんどそうなる。

4.性別または動物を判別できるのか?

全くできません。
存在のYES or NOについてだけです。

ただしもし視認できた場合であれば、元ヒトであれは性別はわかります。

区別がついて見ることができればこう見えるかもしれない。「おかあさんといっしょ」に出てくる着ぐるみたちの世界のように多種多様な共存があるのかもしれない。

5.金縛りになるのか?

動けなくなるほどまでなったことは1度しかありません。
原因はオバケではないのかもしれません。

金縛りにあった当時ですが、不意に目がさめて動けないとわかった時、
最初は脳か心臓の病気になり体を動かすことができないのかと疑った。
激痛が襲う前に目がさめたのか、それとも最悪すでに臨シ体験状態なのかとも思ったが、間違いなくまだ生きていることがわかって、さらに時間が経ってもそのままの状態が続いたことで病気ではなく金縛りとわかった。

金縛りにあってしまった当時は一人暮らしであったから、これで「孤独シ」にでもなったらやばいところであった。
病気でないとわかった時は体は動かせないのだが安心した。
金縛りなら睡眠サイクルの不調で話がつく。
オバケが原因なら多分勝手に消えるでしょう。
どのみち気にすることもないということで原因を突き止めず寝てしまった。
次に目がさめたら朝で体はなんともなかった。

多分きっと、金縛りで目がさめたという方は慌てふためいたことで
脳が何かの幻覚を見てしまいオバケを見たと錯覚するのかもしれない。
だがこれには「違う」と反論する方もいるかもしれない。

こういう類の話は個人差がありすぎて私だけでは語れない。
しかしまだ続きます。

俗にいう金縛りは確かに動けなかった。他には金縛りとはいかないまでも僅かずつの超スローでしか体を動かせないこともあった。

6.オバケは怖いのか?

「そう感じることもある」が答え。

もし怖さやヤバさなどをまとった危険な存在を感じとったとしたら、
感じとった瞬間に怖さやヤバさも同時に湧き起こってくる。
これまでの体験をまとめると、近くにお化けの類がいると気づいた時点で
高い警戒心は生じるのだが、怖いヤバいと感じたことはゼロではないが
あまりない。

ただしこれは私がこれまでに体験した中からの狭い世界での話。
世の中に出回る怪談話がほぼ実話だとしたら本当に怖いと思う。

結局のところ、怖いと思うから怖くなってしまうのか、
単純に危険なやつが現れていないから怖くないだけなのか。
どうなのかは私には判断ができないが全てに対して怖くはない。

やばいのがいるとハッキリわかった時はゾクっとして即危険を感じる。これはなぜか明確にわかる。

7.意識して見られるものなの?

よくわかる人ならそうかもしれない。私は無理だ。

完全に推測なのだが、オバケ側が何らかの接近を試みた結果により
私の感覚で接続可能となれば存在がわかるのだと思う。
経験則により自分の意思や行動で見えたことも感じたこともがなく、
受身的に感じたことばかりであるからそのように思う。

オバケ側が試みる何らかの接近のことを、
ここでは波長を合わせるという表現にする。

波長を合わせる能力はオバケの能力に左右されそうだと思うし、
そしてそれは空間的な遠近で変わってくるものである気はする。
距離が離れていれば安心な感じはする。
危うき存在に近寄らずというところか。

または夜という時間帯が波長を合わされやすくさせるのかもしれない。
場所も関係ありそうだ。例えば水辺などで逃げ道が限られる場合は、天然の罠の役目をされ波長が合わされやすくなるということもあるかもしれない。

まあオバケなんて見えない感じないなら絶対にその方がいい。
あえて認識しようなどしなくても良いのではないかと思う。
オバケの類と波長が合ったところで役に立つことなんて何もないからね。

あとがき

オバケについて色々考察してきましたがいかがでしたか?

結局のところオバケは存在自体があやふやなものなので、私個人の感じ方を語るで終始してしまいましたが、仮に霊感の強い方との対談形式であったとしても今回と同じように個々人の感じ方を述べ合うになってしまうのかと思われます。

信じる信じないはあなた次第というこのような分野は今回題材にしたオバケ以外にも神様、宇宙人、ネッシーなどの未確認動物、アトランティス等の古代文明など色々ありますね。
一見無駄なこれらの考察も情報を集めてみるとなかなか面白いものです。

オカルト分野に属するこれらのものを一方的に敬遠してしまうのではなく、時間潰しになるネタの一つくらいに捉えていただければいいのではないかと思います。

今回も長々とお付き合いしてくださりありがとうございました。
連続で同じテーマにしていくと面白くないので違うテーマで次回以降載せて行こうと思います。

これからもよろしくお付き合いくださいませ。

〜 3作目 『完』 〜


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