マウントとられたら勝ち
マウントって、この世の中生きていれば誰でもされてしまうものだと思うし、何なら自分だってしてしまっていることも少なくない。
マウントとられていると気づいた時、不快に感じる人は多いのではないか。
少なくとも私は不快に感じる。
でも最近、不快に思わなくなった考え方がある。
「マウントとられたら勝ち」
何故か?
そもそもなぜ人はマウントをとるのか。
それは自分に自信がない人が、相手を下げることで自分の優位さを感じたいからだ。
おそらくこれが多いのではないかと思う。
自分に自信がない人が相手を下げて優位に立ってくるという状況。
つまり、マウントとってやりたい相手の方が、自分より上だと感じた瞬間があったから相手よりすごいことをアピールしたいんだろう。
(こいつ、自分とそんなにスペック変わらないのに自分よりすごいことしてる)という考えが浮かび、自分はこいつに負けているという劣等感を少しでも感じると(自分はこんな奴に負けたくない!)とマウントが始まる。
マウントって、同レベルの間でしか恐らく起こらない。
たぶん、自分よりはるかに格上だと感じた相手にはマウントとる気すらないと思う。だって自分が下なのは分かりきっているから。
それと、明らかにこれは自分よりも下だと判断している人間にもマウントはとらない。だってもう勝てていると思っているから。
だからこそ、自分と同じくらいかもしくはすこ~し上くらいの自分の方が少し頑張れば上になれる相手に絞ってマウントをとる。
マウントをとって順位をつけ、自分が上だという認識を得たい。それが自分の自信を守るための方法だからだ。
だからこそ、マウントとられた側はむしろ喜べばいいと思っている。
(あぁ、こいつは私より自分が下だと思ったから、こうやってマウントしてるんだろうな)と。
そして(相手の中では、私の方が上だったんだな)と。
これは心の中で思っているだけ。
口に出したらマウント相手と同等だ。心の中で密かに優越感に浸る。
こうして、今まで不快に思っていたマウントも、むしろ自分の自己肯定感を上げる一つの材料とした。
まあ感じ方の違いだけなのだが、参考までに。
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