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育休を取ったパパの心の動きは、他の男性の心も動かせる?

私は40代半ばだが、男性で言えば、世代的には企業の中間管理職
辺りだと思う。この世代は、男性が育休なんてまだ考えにくい
世代だと思うし、女性に家事育児を任せるのが当然という人も
多い世代のように思う。

さて、この世代の家事・育児に対する男女の性別分業制的な
考え方が、今の時代にはなかなかに周りを困らせている。
妻に対してもそうかもしれないし、職場の部下に対しても
そうかもしれない。

この家事・育児に対する性別分業制の考え方を変えてもらうには
どうしたら良いだろう。
とても難しい課題である。
これは、生まれ育った環境やその時代の考え方も色濃く関係している
と思っており、それはつまり価値観に紐付いてしまっている。
人の価値観を正論をぶつけて変えるのは難しいし、言われた方は
違う価値観を押しつけられている感覚で、すんなりとは受け取り
にくいと思う。
だから、価値観を変えさせようというスタンスではなく、
視点を変えてみてもらう、という考え方の方が抵抗感がない
のではないかと考えていた。

そう思っていた時、育休を取得したパパさんが沢山いることを知って、
こう思った。
男性が育休を取ろうと思ったその心の動きは、育休が身近でなかった
世代の男性の心を動かす視点があるのではないか、と。

視点を変える、という施策をもう少し検討・掘り下げていきたい
と思う。


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