やりたいことが見つかっても、就けるかどうかは別の問題

はじめに言っておきます。

これはほぼ就活での愚痴や悲しみを書いてます。

ずっと孤独との闘いでしんどくなってきたので、書いて晴らそうと思いました。
就活が順調にいっている人はあんまり共感できないかもです。





「あなたは何をやりたいの?」

「将来何したい?」


そんなことばかり聞かれる。

でも、考えても、そんなのわからない。

1年後の自分が想像できないのに、5年後、10年後なんてわかるはずがない。



私は営業か企画で就職活動をしていた。

めちゃくちゃこれがしたいということもなく、
ただ営業の募集が多いことと、何かを企画してつくるというのは苦じゃなかったから。

私はアニメが好きなので、キャラクターグッズとかつくれたらいいなとも思っていた。


けど、エントリーシートを出しても出しても落ちることが多くなった。

やりたいことがわからなくなった。

もともと人とのコミュニケーションが好きではないので、
営業している自分が想像できなかった。みんなと話し合ってものをつくるということも、1年後しているとは思えなかった。



向いてないのかな。



考えてこなかっただけで、やっぱり自分には営業も企画も合ってないんじゃないか。


「本命に内定もらったから、他の面接めんどくさくなってきた」


「本命じゃないなら、他にあと1社くらい内定もらっておいた方がいいんじゃない。」


「就活さっさと終わらせて、旅行行こう」


就活に苦戦していることをあまり周りにも言えずにいるため、こうした言葉が突き刺さる。

まわりにあまり同じ境遇の人がいなく、落ち続けていることも言えないでいる。


ずっとぐるぐる思考が同じところをまわっていた。



3月末、やりたいことが見つかった。

自分の性格と、すごく合っている。

けど、その仕事に必要な知識、スキルが自分には欠けている。



自分にできるだろうか。


そんなネガティブなことばかり浮かんでくる。

また、その仕事は募集している会社が少ない。やりたいことが見つかったのが遅かったため、すでに募集終了している会社は何社もあった。

新卒で募集せず、経験のある中途採用をしているところの方が多かった。

せっかくやりたいことが見つかったのに、就けないかもしれないなんて。

なんだよ。


けど、やれるかどうかはやりながら覚えていけばいい。と考えるようになった。
探してみれば、20社ほどは募集しているところがあった。


方向転換をして、その仕事に向けてエントリーシートを書き始めることになった。



そうして、就活病み期からやっと解放されたと思った。



しかし、まわりはやはり進んでいる。
もう最終面接の人もいる。
それをわざわざ報告してくる人がいる。

これを書きながら涙が溢れてきて、手が止まるたびに
「こんなことしてる暇があったら、SPIの勉強とかエントリーシート書いた方がいいんだろうな」ということはわかっている。


わかっているけど、誰かにわかってほしくて。

孤独との闘いに耐えられなくて。


何もかも投げ出したい。

好きなアニメをもう何日も観ていない。

気分は病んでいく。


あと何か月続くのだろうか。
あと数か月後自分はどうなっているのだろうか。


「なんとかなるよ」と声をかけてくれる人がいるかもしれない。

しかし、「なんとかなる」という言葉は嫌いだ。
だってなんとかならないから。

結局自分がどうにかするしかないんだから。

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