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台湾食生活魔法の言葉『老闆』

◆台湾での食生活
 今回は生活する中で切っても切れない食事編です。基本的なことで言うとお店での無料の水はほぼ無い。お茶が飲める店だと基本そのお茶は激甘。慣れるまで異臭事件かと思う臭豆腐の屋台。食器は拭いてから使うのがお勧め、とかでしょうか。
 とは言えこの辺は観光で来ても経験出来ると思うので、今回は僕が暮らし始めて思ったことをメインで書きたいと思います。
 台湾は観光地なら日本語でも結構なんとかなると思いますが流石にローカルの市場やご飯屋さんでは日本語だけでは厳しいものがあります(それでもありがとうや美味しいは伝わるので台湾の親日凄いと思います)。更に中国語を使う習慣を身に着けるためと勝手な自分ルールで簡単な英語も禁止にしたので最初はそこそこ大変でした。相方とご飯にいけばなんとかなるんですが、それじゃ進歩が無いし相方の腹の具合を気にしながらの生活も不便だったので、当初は『一人でご飯を食べれること』がかなり大きな目標になりました。とは言うものの正直『食べるだけ』ならこのハードルはかなり低いです。台湾は店員さんに注文をするのではなく、料理名が書いてある紙にチェックするシステムの店が多いのでそういうお店に行けばなんとでもなります。でもそれでは行ったことない店には入れないし会計の時も変な感じになります。なので日々その日に覚えた言葉を使って少しづつ幅を広げていきました。そんな僕の一番お勧めの言葉は『老闆』です(謝謝、你好は使える前提として)。ラオバンと言う言葉で店長と言う意味なんですがこいつが結構便利なんです。店員さんを呼びたいときや会計するときにこの言葉を使えば相手はこっちがなにしたいかだいたい理解してくれるし店長以外に店長と行っても失礼では無い魔法の言葉。それで最低限スムーズに食事出来るようにしながら「すみません」や「お会計」、「コップください」みたいな言葉を覚えていきました。

◆飯と酒
 そして日本との大きな違いは台湾人は『飯命』という事です。日本人だってご飯大事だわと思うかもしれませんがレベルが違います。「元気?」みたいな挨拶が「ご飯食べた?」だったりしてとにかくご飯を食べることが大切なんです。例えば日本だと「飯食う暇無いほど忙しい」とか言いますが、台湾だと「忙しいからご飯食べて力つけよう」ってなるし、「一杯飲み行く?」みたいな誘いは基本「ご飯食べ行く?」になります。ライブ終わりも「飯行く?」だし、台湾人に一発目のデートの誘いで「飲み行こう」なんて言ったら結構警戒されるかもしれません。BBQの時お酒買ってたら「そんなに飲んだら肉食えなくなる」と怒られたし(一人一本分の缶ビールしか買わせてくれませんでした)、打ち上げでもバイクで来る人がかなり多いです。僕と相方以外誰もお酒を飲まない打ち上げもありました。仕事終わりの一杯も「本当にそんなことするの?」って聞かれたとこあるし本当に基盤が食べることだなと思います。もちろんお酒好きな台湾人もいますし全員がそうと言うことではありませんが文化の中心に食があるとは思います。それが僕が台湾来てからの激太りに繋がったりすると思うんですがその辺は後々また書きたいと思います。

食の驚きはまだまだ書けるんですが、そろそろお笑い関連のことを書かないとと思うので、次回は台湾初漫才のことを書きたいと思います。


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