素晴らしい景色

2023年 12月31日(日)

今日の景色…

今年の大晦日にお正月は、母親のいる滋賀県石山で過ごすことに…。
神河町の寺前駅始発の電車は、珍しくはじめから満席状態…。
姫路からの電車にもわたしは座れましたが、多くの人でいっぱいでしたね…。

今年もブログにnoteにお読み頂きありがとうございました…。
またこの調子で毎日いろんなことを書き続けますので、どうぞ新年も宜しくお願い致します…。
どうぞ良いお年を〜


〈気になる記事・後半…〉

ヘント移籍が決まったシュミット・ダニエル、移籍前に契約解除した理由をシント=トロイデンのSDが明かす

(記事全文…)

ヘントへの完全移籍が発表された日本代表GKシュミット・ダニエル(31)だが、シント=トロイデンはその前に契約解除をしていた。

28日、ヘントはシュミット・ダニエルの完全移籍加入を発表。2027年までの契約を結んだことを発表した。

本来であれば移籍金も手にすることができる中、クラブがなぜ契約解除でフリートランスファーを認めたのか。スポーツ・ディレクター(SD)のアンドレ・ピント氏がクラブ公式サイトで明かしている。

「スタイエンにいる間、シュミット・ダニエルは優れたGKであることを示しただけではなかった。彼はまた、模範的な献身性と並外れた粘り強さを示していた」

「つまり、彼は選手であるだけでなく、STVVファミリーの一員でもあった」

「シーズンが始まる前に、シュミット・ダニエルは我々に新しい挑戦をする機会を与えてほしいと頼んできた。彼の実績と契約の最終年に入っているという事実を考慮して、我々はこの問題に取り組んだ」

「我々は夏の移籍に向けて建設的に取り組んだが、移籍予定のクラブが最後の手段で契約を破棄した」

「一方で、我々はシュミット・ダニエルのプロフェッショナリズムを尊重している。現時点では移籍金を獲得することが難しく、給与を解放して新しい選手を獲得したいと考えている。そのため、我々は契約を終了することを相互に決定した。我々はシュミット・ダニエルのこれまでの努力に感謝し、彼の幸運を祈っている

夏の移籍市場でのステップアップをクラブ側は容認していたが、相手側の翻意により決裂。クラブにはすでに居場所はなく、日本代表GK鈴木彩艶を獲得していたため、メンバー外という時間が続くこととなった

それを受け、残り半年の契約となったシュミット・ダニエルに対し、これまでの活躍と立ち振る舞いに対して契約解除することを決断。また、チームとしても移籍しやすくさせたかったという思いがあったようだ。

👉「模範的な献身性と並外れた粘り強さを示していた」

「我々はシュミット・ダニエルのプロフェッショナリズムを尊重している」

「我々はシュミット・ダニエルのこれまでの努力に感謝し、彼の幸運を祈っている

これらのチームを代表した見解の言葉を見るだけで、今までこれまでのシュミット・ダニエル選手のそのチームにおける素晴らしい立ち振る舞いが想像できます…。
そして…
移籍が破断したその後の半年間においても、それは変わることなく、そのチームにおいての模範的なベテラン選手としてのお手本となっていたのでしょう…。

そういったところは…
あまりチーム以外の一般人には知られることがないかもしれませんが、チーム内の若手育成の視点からすれば、そのシュミット選手の背中は貴重な教材となっていたのではないでしょうか…。
そのようなところは…
日本のJリーグでは当たり前のようにある景色かもしれませんが、海外のチームにおいては、稀で当たり前ではないかもしれません…。
ですから…
今後は益々…
その日本人選手の海外チームにおける“価値”というのが、さらに高まって行くようにわたしは思います…。

そして…
外国人選手に比べて、日本人選手のその“ベテランの価値”も高まるのではないでしょうか…。
それはもちろん模範的な人格者としての部分もありますが、純粋にそのピッチ上のプレーの質においても、日本人選手のそれは非常に監督が計算しやすい安定したモノのように思います…。

そして…
それは“遅咲き”とも言えるかもしれませんが、外国人選手の“早熟”タイプに比べて、その肉体的にも、もしかしたら30歳前後の選手にも大いにチャンスはあるかもしれません…。
それをリバプールの遠藤選手も結果を出してくれていますし、このシュミット選手もそれに続いてくれたら嬉しいですね…。

いずれにしても…
シュミット選手がこのステップアップ移籍を望んでいたのは、その日本代表正ゴールキーパーとしての地位を確実にするためのもの…。
そしてゴールキーパーとしてその次回ワールドカップの時点で33歳であれば全然バリバリの時期…。
この今回の山あり谷ありだった理不尽な時期を乗り越えて、プレー的にも人格的にも、本当の意味でのステップアップを果たして、その新しい素晴らしい景色を目にして欲しいと願います…


〈気になる記事・前半…〉はこちらから…


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