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膳所高校出身の友達

「成瀬は天下を取りに行く」を読んだとき、思い出したことがあった。

膳所高校を出た友人のことだ。
主人公の成瀬は膳所高校に在学していた。

その友人は、おしゃべりに長けていた。

枕草子とちびまる子は同じジャンル。

恋は早い者勝ち。

近江商人だから。

名言を残していた。

おしゃべりに必ずオチがあり、面白かった。

滋賀県から六甲へ通えないことはないのに、家賃が高い新築マンションに住んでいた。

私は築30年以上にもなるお風呂なし、共同トイレのアパートに住んでいた。

夏はクーラーがないので、部屋の窓全開で過ごしていたが、あまりに暑いとその友達の家に行っていた。

彼氏が来ているときは、
追い出された😊
その友達はその彼氏と後々結婚した。

彼氏との旅行中にばったり両親に会った話は秀逸だった。

融通が効かず、要領が悪い私のことを「がんこちゃん」と呼んでいた。

膳所高校は彼女のイメージだった。

確かに滋賀ナンバーワン高校で、成瀬がいるのは納得する。

私のような田舎者に、膳所高校がいかに優秀か力説しても、イマイチの反応しかできない。

多分、私のことは田舎から出てきて節約生活している泥くさいがんこちゃんだと思っていることだろう😊

でも、久しぶりに膳所高校のことを認識した。

彦根城が好きで、石山寺が好きで、行ったが、やはり、滋賀といえば、膳所高校出のその友人である。

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