自分の体で実験する

朝、起きてすぐ、
だいたい頭が痛い私である。

起きてすぐに、
薬を飲む。

そして、氷枕でしばらくじっとしている。
一枚ずつ紙がはがれるように
頭痛が緩やかになっていく。

というパターンで、
朝を過ごす。

あまり薬はよくないと
実家の母は心配する。

頭が痛いと仕事にならない。

しかし、すっきりとは頭痛が治らない。

サロンパスを肩にはる。

おなかがすいていると、
だめなのかもと思い、
バナナを食べる。
それから、朝食を作る。

偏頭痛が緊張性頭痛か
わかる方法が本に書かれていた。
お辞儀をするように、
頭を腰より下にしたときに、
ずきずきしたら、
それは偏頭痛だそうだ。

私はそうではなかった。

念のため、
頭痛外来で、
偏頭痛の薬をもらったが、
効かなかった。
何ヶ月も待ったのに、
効果はなかった。
病院の先生から
薬を飲み過ぎてはいけないと
言われると思ったが、
むしろ、
頭が痛くなったら、
すぐに飲まないと、
もっとひどくなると言われた。

それに安心して、
市販の薬を飲む。

肩こりの薬で、
頭痛予防の薬をもらった。
それを寝る前に飲む。

すると、うっすら
頭痛が減るみたいだ。

やはり緊張性頭痛なのだろう。

寝ている間も歯ぎしりをしているから、
奥歯のつめものが
すぐに傷んでいる。

頭痛とつきあわなければいけない。

自分の体で
毎日実験している。