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学事録を読書する

私の県には、教職員の名前を載せた学事録という冊子がある。
私は、どこの学校にどの職員がいるのかを読むのが
大変好きである。

最初は必要に迫られて購入していたが、
最近は、こんなに安いお金で
何時間も楽しめる本はないと思い、
買っている。

かつては、住所がすべて載っていた。
年賀状を送りたいからと思って、
住所を聞かなくても済んだ。

同じように考えている先生もいるらしく、
私の元担任もその一人である。

学事録には、人生がある。
と元担任は言っていた。

なぜ、その学校に変わったのか、
そこに、人生が感じられるらしい。

知り合いの先生ができると、
その先生がどういうふうに学校を変わったのかがわかる。

また、顔を見たことがあるけれど、名前がわからない先生の
教科とだいたいの年齢がわかると、
突き止められることがある。

生徒の保護者が先生であると、
どこの学校かがわかる。

そして、誰がどのように変わるのか予想もできる。
これは、誰にも言えない趣味であるが、
けっこう楽しい。

異動はその人の人生が秘められていると思う。

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