見出し画像

紀伊半島一周旅行 day1

熊野古道の世界遺産と温泉と和歌山の名産を堪能しながら、4日間かけて紀伊半島を一周した。このときの思い出を一日ずつ綴っていく。

まず、一日目。宿到着から逆算して電車、バス等の接続を考えた結果、6時前に家を出て新幹線に乗ることになった。まだ日が昇る前に起きたのは久しぶりである。

名古屋までは新幹線でショートカットし、名古屋駅から多気駅まで特急南紀1号に1時間ほど乗った。多気と聞いてすぐにピンとくる人はなかなかいないと思っており(実際自分も計画を立てていて初めて知った)、あまり何もなさそうで実際も駅周辺にお店があるような駅ではなかったが、あえてここで降りたのには意味がある。(マニアックな話になるので、最後に記述します><)

名古屋駅から特急で。
多気駅で特急から普通列車に乗り換え。
こういうホームの感じ好き。
多気駅外観。

多気から新宮までは紀勢本線でのんびり南下した。かなり長かったけれど途中海が見れたりもしてよきでした。

特急列車通過待ちのため長く停車したので降りてみた。
車窓から見える海。良い……。

お昼をだいぶ過ぎた頃、新宮駅に到着。

新宮駅到着。
世界遺産の3つの神社にちなんだ看板も。
新宮駅を境界にJR東海からJR西日本管轄になる。
駅舎内にあったパンダのイスが少しシュール笑
新宮駅外観。

軽くお昼を食べた後、新宮駅から比較的近くにある世界遺産の熊野速玉大社を訪問した。あまり歴史は詳しくない方だが、熊野古道の世界遺産の中の一つの神社ということで中は神聖な雰囲気が漂っていたような気がする。平日で人出も落ち着いていてゆっくりお参りすることができてよかった。

熊野速玉大社の入口。
神門。
拝殿。奥にもいくつか建物が見えた。
御神木梛(なぎ)。樹齢千年を超える大樹で立派だった。

今日は熊野本宮大社がある方面の川湯温泉に宿泊するので、16時頃新宮駅からのバスに乗って1時間ほどかけて向かった。

すぐそばを川が流れていた。近くを散歩できなかったのは少し心残り…。

いつもなら記事はここで終わりだが、ご褒美旅でとてもいい宿に泊まることができたので、温泉と宿についても触れておく。川湯温泉は熊野古道全体でみると、熊野本宮大社を中心に湯の峰温泉と三角形となる位置にある。旅館のすぐそばを流れる川との間に露天風呂があり、当日の夜とチェックアウトする前の朝に入ったが、泉質も風情も含めて最高の温泉だった。夜は梅酒を頂き、久しぶりに宿でゆっくりすることができた。

川湯みどりや。
夕食。紀州名産と梅酒を味わうことができた。

こうして朝早くから活動した一日目はあっという間に終わった。

-----------------先ほどの補足-----------------
なぜ多気駅まで特急を使ったのかのルーツについて伏線回収しておく。
まず、前提として細々とではあるがJRの乗りつぶしをしながら旅行をしている。そして、乗った路線を記録しているわけだが、自分としてはなるべく特急料金なしの普通列車で乗った場合を記録したい(特急列車は乗った区間にカウントしたくない)という思いが、勝手にある。
今回はホテルのチェックインとバスの時間を合わせると名古屋から新宮まで普通列車に乗ってしまうと、チェックインに間に合わなくなってしまうため特急を使う必要があったが、上記の理由と予算から特急使用区間をなるべく短くしたかった。
そして、
・多気からは参宮線と名松線が分岐しており、まだ乗っていない二つの路線を乗る際に名古屋から多気まで普通列車を乗る機会がある思った。
・名古屋から多気までであれば普通列車でもう一度乗るにも苦にならない時間で着くと考えた。
(・乗ってみたら、特急は途中一部区間を伊勢鉄道を経由しており、どちらにしろJR線の乗りつぶしになっていない)
以上の理由から、ちょうどいい場所が多気駅だったということだ。
必ずしも特急が好きではないと言っているわけではなく、むしろ紀伊半島については特急を使って今回行けなかったところ含めてまた行きたいと思っています…。ここまで読んでいただいた方ありがとうございますm(__)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?