『将来の夢』、叶えました。
中学生の頃から心理士になりたかった。
大学は地方の国立大、大学院は心理系でストレート。我ながらそこそこだと思う。
ここはXじゃないから地方国立大は褒められて然るべきだろう。
そして、大人になって私は心理士になった。
そんなある日の私のツイートがこちらです。
めちゃくちゃ病んでるやん。
夢叶えたんちゃうんかーーーい。
でもこう思った理由はいくつかある。
1️⃣公務員になってしまったため、自由な心理療法はそもそも難しい。
2️⃣大学院であまり検査を取っていなかったので、ゴリゴリにやるほどの能力はない。
3️⃣心理系の人は上司に向かない(1人仕事が好きな人が多いから、自分自身にコンプレックス抱えがちだから等々)が、上司はほぼみんな心理系。
もしかしたら私は心理士に向いてなかったのかもしれない。
いや、心理系に向いてなかったのかもしれない。捻くれた同期も思想の強いあの子も自殺した彼女も、正直私は大学院の頃から好きじゃなかった。
こう書くと私がまともみたいに見えるが、私だってヤバい。
ADHDと複雑性PTSDと適応障害が私の診断名だ。
明らかに私の側にも問題はあったと思う。
少なくともこの記事は脱線に次ぐ脱線で、今はもうタイトル通りの中身にはなっていない。
でもでもでも、診断名の付いてない(と思われるような)人で明らかに周りから倦厭されている人は大学院の同期にも会社の人にもいた。
私に問題があったんだろうか?
少なくとも私だけが悪いって思えたら楽だったと思う。同期たちを心からリスペクトし、上司を敬い、朝はラジオ体操から始めて夜には本日あった3つのステキなことを数える。
そういう人物だったら、心理士も健気に続けていけるかもしれない。
…………
私は何がしたかったんだろう?
弱者に寄り添いたかった?
あの頃の自分を救いたかった?
人の心を探求したかった?
検査が取りたかった?
研究がしたかった?
きっかけはリストカットしてた友人だった。
踏み出したのは高校の恩師のおかげだった。
職を決めたのは大学の師匠のおかげだった。
何かを踏み台にして、心理学に留まってきた。
でも、周囲を見渡して何もない状態で、
『それでも心理学をやりたいか?』
と問われると、迷ってしまう。
私、昔心理士になりたかったんですよね。
夢叶ったんですよ!
でも、私は心理士に向いていない。
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