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ひの新撰組まつりと、浅川さんぽ
小学生の頃から続けていた習い事があって、コロナで中断していました。それが4年ぶりに先生のお宅(幼馴染のお母さんが先生)に遊びに行くことになりました。本当にご無沙汰です。
集合時間は午後でしたが、少し余裕を持って家を出ました。
その理由は、ふとした思い付きで、日野の新撰組さんぽをしてみよう、なのでした。
となれば、まずは「土方歳三資料館」です。しばらく休館していたのですが、新しくなって再度開館しています。
京王線の高幡不動で多摩都市モノレールに乗り換えます。モノレール、久し振りだなぁ、この浮遊感。ちょっと揺れて怖いくらいなんです。
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(ちょっとドローン目線ですよね)
ほんの1駅、万願寺で下車。
なんとな~く、同じ目的地と思われる方々(新撰組好きオーラは隠せない)の後を歩いて数分で「土方歳三資料館」に到着です。
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静かな住宅街に不釣り合いな人だかり…
あぁ、薄々気づいてはいたんですけど、今日は”ひの新選組まつり”、だからかな。
入場制限されているらしく、受け付の方に聞くと、1時間位の待ちでしょう、とのことでした。
うん、日が悪かった!
午後に用事があるので、ここで1時間を使うことはできません。日を改めてまた来ます。
高幡不動駅に戻ろう。今度は歩きで。
コンビニでお茶を買って、ピクニック体制になります。
浅川までは、すぐそこ。浅川は、多摩川の支流です。土手の道は自転車用と歩行者用の区別のため色が塗られているので、安心です。歩いたり、眺めたり、お茶を飲んだり、写真を撮ったり…
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どこからか、甘く優しい香りが流れてくるのです。河原を覗き込むと、野バラが満開。たぶん、この花の香り。
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多摩川から1.4キロ
ということは、浅川と多摩川の合流点から1.4キロ上流にいるのですね。
道草しながらも、ふれあい橋に到着しました。この橋は歩行者専用の橋なので、のんびりと歩けます。
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富士山を見て、改めて思いました。富士山が見えるところじゃないと住めないな、と。
この辺りの学校の校歌には「富士山」「多摩川(支流も含む)」が出てきます。そうなんですよ、たとえ浅川でも、多摩の流れとか、多摩川って言ってしまうんです。
ここは、今の住まいより20キロ程西に位置しているので、いつもより富士山が少し大きく見えました。それで、つい富士山を多めに撮影。
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高幡不動が近いことがわかります。
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さて、橋を渡りきりました。
このまま真っすぐ駅に向かうと早く着いてしまって、面白くない。
もう少し川沿いに歩いていくことにしました。少し先に、迷彩柄のすごい望遠カメラで川方面を狙っている高齢紳士が見えてきました。
あ、鳥を狙っているんだ!
ということは・・・カワセミがいるかもしれない。
私も探してみようかな。
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鳥の動きは速いし、私のカメラの操作は追いつかない。
すると、紳士が声を掛けてきて、あれは、○○○と教えてくださいました。(申し訳ありません😅鳥の名前、忘れました)
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うーん、そう簡単には見つからないですねぇ
と諦めかけたら、「カワセミ、来たよ」と教えていただき、先ほどの枝を狙います。
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私の簡単カメラで、もっと望遠してみると、やっぱり。
枝の向こう側なのが残念ですが、初めてのカワセミに感激です。
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この2羽はつがいではありませんでした。茶色の鳥はカワセミではないのです。紳士はつがいの撮影を狙っていたようなので、残念そうでした。
紳士にお礼を告げて、駅へ歩きます。数分で高幡不動駅に到着です。
駅の北側とうって変わって、南側は高幡不動尊があるため、賑やかです。そうそう、お祭りだし。
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参道に入ると、何やらレッドカーペットが敷かれています。「土方歳三の恋人 着物クイーンコンテスト」ですって。
着物姿の若い女性が20人くらいでしょうか。ほとんどの方は日本髪を結っていて(かつら、かも)、感動です。十代後半と見られる方は、舞妓さんみたいで可愛らしいこと!
程なく結果発表があって、記念写真撮影をしていました。私は遠巻きに見ていただけなので、どなたがクイーンなのかわからないですが。
それにしても、時どきコスプレというか、新選組隊士が通り過ぎるんですよね。半分は女性かな。新選組のパレードは、この祭の人気イベントですからね。かなり力が入って、壮観です。土方歳三役含め、隊士コンテストもあるし。土方歳三役は、女性が選ばれることが多い印象です。今年はどうかな。
それにしても、色々な個性や工夫が光ります。男性、女性、老いも若きも!皆、気合い入ってカッコいい!
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このあたりでランチにします。いろいろ悩んで、やっぱり「アンジュナ」にしました。
お腹は満たされました。久しぶりですから、お不動さまにお参りしましょう。
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康永元年(1342年)山中より移建。 不動堂は清和天皇に勅願によって、慈覚大師(円仁)が東関鎮護の霊場として山中に建立しましたが、建武2年(1335年)8月4日」夜の暴風雨により倒壊したため、当山中興第1世儀海上人が現在のところに移建した堂で東京都最古の文化財建造物です。
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さすがにいつもより混んでいます。初詣の次に混んでいるかな。
先ほどの「土方歳三の恋人 着物クイーンコンテスト」に出ていた方々もチラホラ歩いています。
あら、きれい✨と思ったら、着物美人とそのご両親とお見受けしました。お父さんは熱心に、歩いていた隊士(カッコいい女性でした)に声を掛けています。娘さんと一緒に写真を撮りたいご様子です。少し離れた所に立っていた女性と何となくやり取りをしたら、「娘なんです。17歳で…」と。
まぁ、素晴らしい。これは親御さん、誇らしいですよね。着付けを習っているとのことで、着こなしが自然で、歩き方も美しいです。
ご一緒に写真いかがですか?
と身に余るご提案をいただいてしまいましたが、とんでもございません!
嬉しいお申し出ですが、ティーンのピチピチの着物美人と並ぶ勇気ありませんでした…
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今日のところは、このあたりでお不動さまを後にします。
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この後、参道の入り口で、近所の保育園児による新選組パレードの待機列とすれ違いました。もう、かわいいとしか言いようがない。「えいえいおー!」と、声を合わせていましたよ。
さてと、そろそろ移動しないと本来の目的に間に合いません。バスで、日野市役所まで向かいます。
近くの「新選組のふるさと歴史館」を覗いてみようかな。
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小さな市立の歴史館です。日野市は、強力に「新選組」推しなんです。なんといっても「新撰組のふるさと」ですから。
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入り口の自動ドアが開くと、正面に有名な土方歳三写真が飾られています。
しかし、ここで時間切れ。
残念ですが、その先の有料エリア(大人200円)には進まず、この近所の先生のお宅へ向かいます。
次回はいつになるかわからないけど、本当に土方歳三資料館と、新選組のふるさと歴史館に入ります。他にも新撰組関連の施設ありますしね。
それにしても、日野市民だったのに、この祭の日の感覚を忘れていたのが、すごくショック。
でも、次回こそ。
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