何の取柄もない新卒社会人がおすすめする5曲

回している推定プログラムの処理がいつまでたっても終わらないので、
大好きな音楽のレビューでも書くことにしたよ。

休みの日だからいいのだ。本来、仕事をするべきではないのだから。


レビューというか、超絶個人的な感想だから、あまりあてにしないでほしい。
曲の順番もテキトーだ。



ACIDMAN - 飛光

かっこいい。かっこよすぎる。
2003年に出た曲だ、古さはやっぱり感じる。だけどそれがダサさに繋がらない。
大木のパワフルな歌い方が曲にぴったりだ。昔ならではの歌や演奏の粗さもまた曲に合致していると思う。

この曲を聴くと、いつも夜明け前の街の上を飛んでいるような気分になれる。冷たい風が頬を撫でて心地いい。



saiB - パイロキネシス

で、でたーーーーー!
「もし自分がアニメ映画を作ったら主題歌に使いたい曲」No. 1!(私調べ)

曲を通して不安な緊張感があるのに、それを超えるワクワク気分が湧き上がってくる不思議な曲だ。サビの入りの浮遊感がたまらん。

どの楽器もかっこいいのだが、中でもドラムのかっこよさがすさまじい。
こんなにスネアのリズムだけでかっこよくなるのかね?という感じ。逆に、スネアが目立っているからこそある種の吹奏楽感が出て、他のポップスにはない魅力が生まれているのだろうか?

歌詞もこの曲の壮大さや緊張感を損なわず、それどころか相乗効果でこの曲の魅力を底上げしている素晴らしい歌詞だ。
「熱を帯びた路線を走る 竈馬の生の鼓動」というワードがこんなに心をくすぐるとは。


amazarashi - ポルノ映画の看板の下で

良い。良いな。
ドラムの入りが好きだ。

amazarashiの曲の中でもっともっと好きな曲は他にあるのだが、
なんとなく今日はこれを載せたくなった。

この曲を聴くと、春先の雨が降っている寒い夜みたいな感じがする。
でもその冷たい感じが気持ちいい。
世の中や自分に向けた失望だとか怒りだとかをしっとり冷ましてくれる感じ。

この曲に限ったことではないが、
歌詞だけを見ても十分意味や感情が伝わるのに、その歌詞がメロディやリズムを一切邪魔していないのがすごいと思う。曲を作るのがうまい。

そして歌がうまいな。


シュリスペイロフ - つまんないね

売れろ!もっと売れろーーーー!!

私がこれを最初に聴いたのは、the pillows山中さわおのポッドキャストだったと思う。
当時大学生だった私は洗濯物を干しながら、オジサン二人ののんべんだらりとした話を聞くともなく聞いていた。

……が、この曲が流れた途端、持っていた洗濯物を床に放り捨ててスピーカーにかじりついていたのだ。

イントロから心をつかまれるかっこよさ。
なのに歌が入ってからさらにかっこよくなるとは!私はこういう声が大好きだ。
斉藤和義とかが好きな人は好きな声だと思う、曲も多分好みの感じかな。
そしてサビも失速しないかっこよさ。

ふてくされたような、寂しいようなメロディもいい。
声のけだるい感じにぴったりである。


ヨルシカ - テレパス

ここ1年間くらいで出たヨルシカの新譜の中で断トツで好きな曲だ。

曲を通じて大きく盛り上がるところはないが、
だからこそ耳にすっと入ってくる心地よさがいい。
suisの声ではないとダメな曲だ。この必然性のある感じがたまらない。



ぱっと思い浮かばなくなったのでここらで止めよう。
また追記とかするかも。

ちなみに、回しているプログラムの処理はまだ終わらないようだ。