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【マインドセット】「ダイエット=体重を減らす」ではない

「ダイエット=体重を減らす」ではない

ダイエットをしていると、「体重が減った・増えた」と一喜一憂してしまいますよね。
でも、「ダイエット=体重を減らすこと」と勘違いしていませんか?
体重だけに注目してしまうと目的を見失いがち。


体重よりも見た目

この写真は、私の5年前と現在の姿を比較したものです。

体重だけで見ると+0.3kgと増加していますが、見た目は明らかに今(
右側)の方がスッキリしています。理由は単純。
脂肪が減り、筋肉が増えたから。
 
ダイエットをする多くの人の理想の未来は、痩せて

・綺麗になりたい
・健康になりたい
・かっこよくなりたい

という願望があるはずです。
 
逆に言うと痩せても

・綺麗じゃない
・不健康
・カッコ悪い

だったら残念じゃないですか?
にもかかわらず、体重にこだわり、必要な栄養を取らず

・肌がぼろぼろ
・体調を崩す
・筋肉が落ちて、メリハリがない
・摂食障害になる

といった結果になってしまう人が結構多い気がします。

体重が気になってしまう原因の1つに

・体重の増減に関しての知識がないこと

が考えられます。

これからお伝えする2つのことを知るだけで

・体重の増減に一喜一憂することがなくなる
・過剰な表現を使っているダイエット情報を見分けられ、騙されずに済む

 ようになります。


①体脂肪1キロを落とすのに必要なカロリー

脂肪は1キロ減らすために7200kcal必要です。
1日に消費されるカロリーは20代女性で平均1800kcal
4日絶食して、1800kcal✖️4日=7200kcal

つまり、単純計算すると
4日絶食して、体脂肪1キロ落ちると言うことになります。
こんな生活、普通に無理ですよね、、
 
運動で消費カロリーを上げようとしても
体重60キロの人が1km走って、やっと60kcal消費されるので、
体脂肪1キロ落とすには
7200➗60=120
つまり、120km走る必要があります。
マラソン選手ではあるまいし、絶望的ですよね。
 
ちなみにお腹を凹ますためによくやりがちな腹筋に関しても
10回で消費されるカロリーはなんと
ー7kcal!!
体脂肪1キロ落とすには
7200➗0.7=約10300
つまり、約10000回する必要があります。
お腹破裂しますね笑
 
痩せると思ってこれらの運動に取り組んでいた人には、絶望的な事実ですが、
しかし、痩せると信じて運動するよりは
この事実を受け止めておく方がいいと思います。
 
これを知っておくだけで、よくSNSなどで見かける
「1日4〜5分の下腹部トレーニングを1週間しただけで、ぽっちゃり女性(推定体脂肪率35%くらい)がいきなり引き締まったボディ(推定体脂肪率20%)になりました!」
「寝る前30秒ストレッチするだけで7日でー3キロ達成」

といった過剰な表現のダイエット情報を見ても、
「そんなわけないだろ笑」
と受け流すことが可能になります。


②1日で体重が変動する理由

先ほど
「たった7日でー3キロ」
「1ヶ月でー7キロ」
と言うような過剰なダイエット表現があると言いましたが、
実際は可能です。それを今から説明します。

大塚製薬のサイトからお借りしました

このグラフは人間の体の中の成分表です。私たちのカラダは、

約60%が水分、
約20~30%が骨や筋肉、
残りの約15~25%が脂肪

で構成されています。つまり、体の半分以上が水です。
短期間で体重が減少した方の多くは脂肪と同時に体内の水分量も減少しています。

私も実際1日絶食してみたら、
78,2キロ→74,1キロ
になっていました。3日で元に戻りましたが、、
体重だけ見ると、私の場合は1日でー4キロ落とすことができました。
そのほとんどが水分が減っただけです。
よくやりがちな糖質制限や過剰な食事制限などのダイエットは
脂肪が減っているのではなく、水分量が減っていることが多いです。


まとめ

・「ダイエット=体重を減らす」ではない。
・ 体重よりも見た目・健康が大事

私がnoteでダイエット情報をお伝えする目的は
間違った / 過剰な表現の / ビジネス目的のダイエット情報によって
健康を害する人を減らす⁡ことです。
 
全米認定パーソナルトレーナーやダイエットアドバイザーの資格を取得し、
ダイエットサポートの活動をするようになって一番腹が立っていることは

・ダイエットの悩みに漬け込んで、ビジネスをしている人が多すぎる!
 
このことに関しては、めちゃくちゃ言いたいことがあるので、
また、別の記事で書かせてください。
この記事を読んでいただいた皆さんは過剰な情報にはもう騙されないと思います。このダイエット情報どうなの?と思うことがありましたら、気軽にお尋ねください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
 


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