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Butterfly Effect

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第二作自伝。 よくいるサラリーマンが素人ながらバンド組み 成長する作品。 昔友人から何気なく貰ったボロボロのベースを出していざステージへ メンバーはビジュアル系バンドに無理矢理入…
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#Fender

傷だらけの床

傷だらけの床

一曲目からコード進行3つしか使わない
誰でもすぐ弾ける最速の曲をぶちかます

この曲サビで WHITE!!!!!!!
声量がデカすぎてマイクの音が割れる

適当に見ていた客席がギョッとこちらに注目する
少しずつだがステージの方に近づいてくる

私の歌声はテンションあがると叫ぶように歌うと古いカラオケだと機械が止まることがある
ここはいくらでもバカデカい声が出せる

音楽に合わせて照明が鮮やかに早々

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HUSのテーマ

HUSのテーマ

2曲目は金髪イケメンギターのパートからはじまる俺らのテーマ曲  HUSのテーマ

前回のBar別の曲どご皆パート歌わけしたが誰も歌ってなくて一人で全て歌ったが今回は
Aメロ
俺が歌う  3人→ Wow wow♫
俺が歌う  3人→ Wow wow♪

ニコニコしながら大きな声で叫んでくれたー笑
楽しそうなそれにつられて客席もWow wow!
舞台の横で見ていた対バン相手もWow wow!
ステージ

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ドラムの恋愛事情

ドラムの恋愛事情

この会場には当然AKB君の話したことない好きな人はいないが思いをぶちかます
ドラムのシンバルとともにギターのTT君のデスボイスから始まる
そして俺が全力で歌詞を歌う
メタル調なので曲展開がメチャクチャ早い

ドラムAKBがサビお腹の底から全力で叫ぶ
AP 青〇!!
AP 青〇!!

曲知らないが客席も一緒に歌う!!ジャ~~ン!

「ありがとうございます!今日皆様と一緒にライブできて最高でした!!」

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フリースクール通い

フリースクール通い

フリースクールと聞くとどんなイメージだろうか?

今イメージされた親の環境や学校でイジメにあい居場所をなくした子供達も勿論いる
つまり理由が様々な人が集まっている
年齢も小学生から中学生性格もバラバラだ

年頃の子なのでやはり元気がずっと凄い
大体鬼ごっこ始まったら自分は鬼を2時間はやる
後半は吐く寸前までクタクタになり最後は足がガクガクで誰も捕まらない

その時ふと公園のブランコで中学生の男の子

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タバコの未来

タバコの未来

この頃ヘビースモーカーではないが喫煙者だった
吸ったきっかけは今では深く覚えてないが
確かありがちな格好つけから始まった出費だ

当時周りの友人もタバコ吸っていて
車の中やアパートなどはいつも煙まみれ
ふとご飯食べて帰りの車で友人S君が言った

「なぁ、これをこのまま吸い続ければどれだけお金がかかるのかな」

ざっくり計算したら高級車、バイクが買えてしまう…分かっていたがただ簡単にはやめられない

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希望の映画

希望の映画

いきなりやめたタバコの翌日から地獄だった
通勤中、寝る前、食事の後、常に煙が頭によぎる

禁煙された方は共感頂けると思うが夢の中で吸ってしまいギャーーと起きるのは頻繁だ

なんか気を紛らす為に映画見よう!!たまたまレンタルで目についた面白そうな作品
僕達は世界をかえることができない

という作品が目についてよし集中してみよう!!!と何気にみた映画にとても衝撃的に心が打たれた気がした

大学生がカン

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成長のきっかけ

成長のきっかけ

発展途上国に支援している団体に毎月募金する

禁煙の理由を格好良くしたいと思っていたが
気付いたら知った以上何か自分にも力になれるところがあるのかと考えるようになった

皆で力を合わせて世界を良くしようという曲
Save the childrenが完成した

その日から吸いたくなったら毎日ガムを噛みまくり一ヶ月後には普通にストレスなく生活が出来るまでになった

とある日禁煙を一緒にしようと友人S

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音楽を造る

音楽を造る

自分の人生の思考や経験を曲にする
ふと今現在聞きなおすとあの時の熱かった気持ちや楽しかった情景がにおいが浮かぶ

音楽とは人様の曲を何となく聞くのと自分で作詞作曲して発信するのとでは聞いた時の感覚は全く違うんだ

全く楽曲の知識もないが自分にしか
書けない想いがある
他人の感情が分からないように
それは自分の人生は自分が見てきたからだ

そうだ!音楽を作って残そう
レコーディングということをしよう

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永遠のループ

永遠のループ

なんとかなる精神で軽い気持ちではじめて
ベースの音源はすぐ終わるのだと思っていたが

オーナー
「ちょっとズレてますね!もう一回」

AKB君
「ドラムと合ってないですね!もう一回」

オーナー
「リズムが合わないですね!もう一回」

AKB君
「アドリブ入れるとズレるのでやめてください」

初のレコーディングは地獄だった。
よく考えてみれば今までのライブはノリと勢いで誤魔化してきたが実力のなさが

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この瞬間輝くために

この瞬間輝くために

どこかの事務所のアイドルグループも来ていた
(この世界はあまり詳しくないので誰かは存じませんが)

見た目は20歳前ぐらいの若い女性3人は
ステージ入る前にマネージャーやダンスの先生みたいな人達に細かにレッスンや指導を入れられてた

これは大変な世界だなぁーと思いながら
この後出演する私はコンビニで買い込んだ
ビールをあけて共演者と雑談しながら
始まる前から大分仕上がっていた
(手に取るように分か

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