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激痛が慣れるとき、そして「ガイド」の大切さ

私は目の視力が0.01以下ぐらい?強度近視に近いレベルで結構目が見えません。
なのでこの世からコンタクトレンズがなくなると、私は色々なものが認知できなくなっちゃって、多分仕事にならない。と思うと、メガネやコンタクトを開発してくれた人々に頭があがりません。
昨日ハードコンタクトを洗っていたら流しに流してしまい・・・再注文。ネットでコンタクトが買える。ノーストレス。こんな仕組みを作ってくれた先輩方にも頭があがりません。

乱視も強い私はハードコンタクトレンズ装用者。
今日書きたいのは、人生で初めてハードコンタクトレンズを目の中に入れたときの激痛、異物感、そして涙が止まらない・・・・私の目が叫んでる、どうかこの異物を取り除いてくれ・・・・・なぜこんな激痛物を目の中にいれていいのか理解できません・・・
という経験を思い出したことからです。笑

ハードコンタクトレンズを入れてみた

最初は眼科で習うわけですが、私に指導してくださった看護師さん?(視能訓練士さん?)は開口一番、
「ハードコンタクトレンズは絶対に目に違和感を感じます。いいですね!!!」
と念押ししてくださいました。
覚悟しておそるおそるいれてみると、
「すいません、痛くてまばたきできないし、目が開けられないし、涙が止まらないのですが、こういうものなのでしょうか?」
という状態。でも看護師さんは全く動揺せず、
「慣れますので。」
「・・・ほんまかいな!!!!拷問だよ!」
さすがにこれじゃぁ生きていけないと思い、ハードコンタクトレンズを諦めかけていると、
「じゃあもう少し大きいやつ入れてみましょうか」と代替案をいただく。
いれなおすと、まばたきする度にレンズが動くのがわかり、ゴロゴロするけど、痛くなかった!!
そして何より
み   え   る   !!!!!
よく見えるよ世界が!ソフトコンタクトレンズや眼鏡じゃぼやけていた文字がクリアに明瞭に鮮明に読めるじゃあないですか!!!!!!!!!
ハードコンタクトレンズ、すごい。

こうやって、新しい世界に飛び込んでいくときは、拷問じゃないかと思うほどの痛みや違和感を伴うときもあるけれど、本当にすごいけど、慣れるんですね。身体の適応能力ってすごい。もう今じゃソフトコンタクトには戻れないほどに快適です。

医者が慣れるって言ったら慣れる。ように、私も「あなたは何者にもなれる!」って言いたい。
ね、人は何事にも慣れるし、何者にも成れるのだ!違和感や激痛を乗り越えて!笑

最初のガイドの大切さ

あともう一つ、眼科から学んだことは
「最初のガイドが重要」
ということ。
「ハードコンタクトレンズは絶対に目に違和感を感じます。いいですね!!!」
と言ってもらえていなかったら、「私にはあってない、やめよう」となって代替案すら拒否したかも。ハードコンタクトレンズは必ず違和感を感じるというガイドが私には効いたわけです。

そしてまた、強く言われたことで、「コンタクトは高度管理医療機器だぞ、なめるなよ」という注意(脅し)も一緒に受けれたわけです。
ソフトコンタクトレンズを入れたときも、「洗うのが面倒だから1dayが良い」と言ったら「面倒くさがりの人にコンタクトは向いてない、メガネのままの方が良い」とはっきり言われたな。。。ここでも「なめんなよ」と言われていた。
結局「ちゃんと洗います」と言って2weekを買い、お医者さんの脅しも効いて、毎日ちゃんと洗って装用、定期健診にも行く。目に大きなトラブルもなく19年間、毎日クリアな世界を見て生きてこれたのも、やっぱり最初の「なめんなよ」というガイドが効いたから。(ありがとう、当時の厳しかった先生たち。。。笑)

だからそれを知らない人たちに最初に「こういうものだよ」とちゃんとガイドするというのは、実はとても大切なことなんだなぁと、自分に言い聞かせる8月初日でした。ちゃんちゃん

(コンタクトの絵を描かれている方がいらっしゃって、感動しました!!)


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