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【感想】3回目の親子ツアーをやってみて

社会起業に挑戦中の私が親子ツアーを実践をしてみて

ここは良かった
ここはもっとこうすれば良かったかも‥

などやってみたあと、いろいろ思うところが出てきました。

なんでも"やってみないと分からない"からこそ得られた教訓なのですが
そもそも「親子ツアーなのか??」とも考えたり‥

ツアー実施後の自分なりの感想を書いてみたいと思います。

やっぱり好き?まずは楽しかった

第一声は親子ツアーやって、やっぱり「楽しかった」ですね!

やってみて改めて
「だれかと同じ場所へ赴き、同じ時間を共有すること」が私は好きだと感じました。

私は京都で10年ほど観光業に従事してきまして、国内外の旅人をご案内するのが大好きでした。

旅行好き!って人は多いと思うのですが、それを仕事としてやると
また出会える人の数も、種類も変わってくるんですよね。

「旅すること」は不要普及ではないけれど、だれかの人生の一部になる「特別な価値があって、それをお手伝いするのが自分は好きなんだと改めて思いました。

これはよし!前とくらべて良かった点

これは本当にツアーを主宰する側から見た点で、まず第3回目にして黒字化をすることができたところです。

1回目2回目は貸切バスを利用したこともあり、大赤字になりました。

バスを満席にすればここまで赤字にはならなかったのかも知れませんが、
そんな集客力が今の私にはないのと、コロナもあってバスの乗車率って大手の旅行会社でも2分の1くらいに抑えて運行していたようなんですよね。

まだコロナの不安もある2022年秋・冬だったので
そこはやむなく、とにかくツアーを開催してみることに全力をつくしました。

が、しかし。

クラファンで応援いただいた分を補填しても、合計7万円くらいのマイナスになると‥。

こんなに採算あわないんだったら継続はできなくなっちゃう‥ので、今回は初めて正規の価格でリリースし、現地の方にもかなりご協力いただいての開催となりました。

なんとか今回は黒字化できましたが、まだ自分のお給料を払える段階にないので、課題は山積なのも事実です。

他に良かった点は、

  • 現地に詳しい方とご縁がつながったので、いろんな訪問先を紹介してくださり、ツアー内容が充実できたこと

  • 前回の貸切バスの反省から「自家用車での参加」挑戦してみたこと

  • かねてから山の問題にも興味があったので「木」についてのツアーができたこと

  • 今回から初めて「一人一本植林できます」って特典を作れたこと

などいろいろあります。

うーん‥もっと改善したい点

そう、前回とくらべて改善したいところもまた沢山あります。

まずなんといっても、集客が行き当たりばったりすぎたこと。

もともと私と吉野のご縁をつないでくださった方が、家族でのご参加を表明してくださってたので、「参加者ゼロ」ってことにはならなかったのですが
(実は過去にそういう回があった‥のです。汗)

相変わらず、私がSNSなどで周囲の人に「いかがですか〜?」と声をかけている段階で、そろそろこれも脱しないといけない‥

と思いつつ、また今回もそんな感じで集客していたこと。

ちゃんとチラシを小学校へ配りに行ったり、「チラシ置いてください〜」って親子が来そうな施設にお願いしたり、そういった営業活動をせずに来てしまったことも反省。

そもそもツアーが開催日時が決まっているので、その1-2ヶ月くらいまえにはこういった集客活動もいないといけなかったんですよね。

周りの知り合いにばかり声をかけていたら、ほんと信頼残高なくすからな。友達減るわ‥(汗)


このツアーも最終的に7家族21名がご参加くださいましたが、ツアー2週間前はまだ1組しか参加のお申し込みがなかったんですよね‥。トホホ

というわけで、やむなく自分の家族に参加してもらうことに。

モニターツアーのときは、とにかく頭数も増やしたいので「来て欲しい」とお願いしていたのですが、今回からは自分の家族なしで行くつもりだったんです。

が、あまりにも参加者が少なく、さびしいツアーになったら、それも当日迎えてくださる吉野の方に申しわけなくって‥来てもらうことになりました。

下の子はまだ手がかかるお年頃だし、上の子は「虫嫌い!」とかいろいろ文句言うし、母が子連れで仕事するにはまあまあハードな状況。

やはり計画性をもってプロモーションもしないとな‥って学びました。

参加者アンケートもいただき、もっともっと改善したいところはあるのですが、まずは今後どのようにこのツアーを運営するか?ってのもひとつの課題になりました。


これからのこと

そもそもこのツアーを始めたのは、

「もっと社会課題に触れる機会がほしい」
「知るきっかけを提供したい」


というのが目的でした。

だから、実はツアーでなくとも手段はなんでも良いんですよね。

社会課題に関する短編動画を流すことだって、ドキュメンタリー映画を上映することだって、エシカルな商品を売ることだって、なんでもOK。

私の場合、ひとまず自分のような「親子」が「たのしく」知れる機会をつくれたらなっていうのが、このツアーのスタートでした。

なのでもしかしたら、親子ツアーだけが答えじゃないのかもしれません。

ツアー自体はコツコツと10年くらい続けたい‥とか密かに思っているのですが、子育て真っ最中の自分がさける時間を思うと、年に4回くらいが限度かな?とも感じます。

なにかツアーと組み合わせて、物販とか別のイベントとかなにか他の方法もあるんじゃないだろうか?とも考えています。

(ああ、どうすれば?? わからない‥)

何をどう組み合わせたら、自分にフィットして、採算もあって、継続できる事業になるのか?

わからない。ああ、わからない。

うん、わからないんだけど、わからないながらも、たくさん人に会って、人に話して、とにかくやってみて、動いてみるしかない‥のだと思います。

ということで、3回目のツアーをやってみての感想でした。

「社会起業に挑戦する人」目線での、私の振り返りみたいになっちゃいましたが、もがき悩む様子もお届けしておこうかなと思いまして。うまくいってることばかりじゃないし。笑

最後までお読みいただき、ありがとうございました!






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