優しさの行使には強さが不可欠

多様化する社会。私は、寛容な人間であると自負している。他人を否定しないし、なるべく他人を理解しようとする。なぜなら、私は人に言われた些細な一言で一日中悩んだりする事が多々あるから、なるべく自分は他人を否定しないようにしている。でも、時には生活に疲れを感じて自分の事で精一杯になって他人を無意識に傷つけてしまう時もある。

他人に優しくする為には、強い心が必要。毎日楽しく生きるためには、他人と比較して自分を蔑むより、他人の良いところを見つけて自分も参考にしたいと思えば、少しは気が楽になる。多様性を受け入れる社会には、その社会で生きる人々の強さが必須。丸みがある優しい人には、角のある強さが必要なのだ。多様化する日本社会に適応するには、日本人の強さが試されているのかもしれない。

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