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私が学校に行けなくなった日3

 「私が学校に行けなくなった日2」の続きになります。

 学校に行くことが憂鬱になりつつも、最初の2ヶ月ほどは登校していました。幸いにも、以前に話したことがある友人が近くの席にいたためです。

 学校では基本的にその子と話すか、自習をしているかの二択になっていました。中学3年生になり受験勉強を効率的にできると、自分に言い聞かせながら。

 また、中学2年生のクラスメイトも私の教室に声をかけに来てくれていました。しかし、当時の自分にとって一人でいることの恥ずかしさを感じてしまっていました。

 不登校になる最初の一日目は、ありふれた理由でした。

「体調悪いから学校を休む。」

 最初は、学校に行くのが憂鬱になり仮病を使って休みました。明日は学校に行こう。当時の私はそんな事を思っていました。

 二日目も学校に行けませんでした。みんなになんと思われているんだろう。

 三日目も学校にいけませんでした。明日は金曜日だから来週から行こう。

 学校にいかなければならないという気持ちが崩れてしまい、自分を正当化する言葉を繰り返しながら不登校になりました。

 不登校にもいくつかのケースがあると思います。いじめなどの人間関係はもちろん、病気や転校などもあるかもしれません。私のケースでは、溜まっていたストレスに対して、一瞬の心の緩みがきっかけとなりました。

マンボウ

 

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