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「型」にはめるのを止めたら少し楽になったって話。


以前の私は、
自分の行動や思考が社会に適さない気がすると
何かの型にはめようとしていた。

たとえばHSP。
私はその中でもHSS型HSPというやつらしい。
一時期このHSS型HSPのことについて、
沢山のことを調べた。
毎日、毎日、調べては落ち込み、
調べては自分が現代社会に適さないことを突きつけられた。

(ちなみに、とにかく調べまくる行動もこのHSPの特徴らしい。)

色々調べたくせに、
自分の悩みは解決しなかった。
むしろ悩みが悪化した。

他にもアダルトチルドレン、MBTI診断、社交不安障害などに振り回された。

検索し、何かに当てはめ、きっとこれが原因だ、
だからこんな苦しんでいるんだ、と。 

でも分かったところでどうするんだろうか。

分かってじゃあ仕方ないねってなるんだろうか。

私は調べていた時が1番苦しかった。

私の場合、子供の頃の家庭環境のせいで生きづらい思考や性格になっていると気付かされた。

だから、そうさせた家族を恨んだ。
過去のことをどうこう言ってももう仕方ないのに恨んだ。

でも何かのせいにしたところで
生きづらさはまるで変わらない。

もちろん、調べるのが悪とは言わない。
大事なのは自分の型を探すことではなく、解決する手段を探し、実行することだと思う。

しかし実際に、手段を見つけられても
それを実行する人って少ないという。

ちなみに私は実行しなかった。
それだったら最初から何も調べるな!と過去の私に言いたい。

だから、最近の私はそういうことを進んで調べなくなった。結果、気持ちが落ち着いた。

今の自分は

これが得意で、あれが不得意。
これが好きで、あれが嫌い。

ただそう思うようにしている。

それに型というのは、自分を取り巻く現在の環境によってもコロコロ変わるものだ。
 
だから、
あまり囚われすぎないことが生きるコツなのかもしれない。

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