真夏のサンタクロースと生きること

CDを手放しても、よく聞いた曲はどこかのタイミングで思い出すことがありあります。
好きなアーティストであること。思い出とつながること。

渡辺美里さんの曲もそういうことがありました。
CDを買って何度も再生しました。
大学生になって初めて西武球場のコンサートに行きました。

その時に最も印象に残った曲の一つが、タイトルにした曲です。
一言で言うと「人生」が濃縮されています。

自分が真っ直ぐな気持ちで生きられていないことに悩むこと。
誰かを傷つける一方で誰かに励まされたこと。

子どもが生まれた友ともう帰らない友がいること。
人恋しさゆえに崩れそうになること。

願うだけでは叶わないことがあること。
奇跡は待っても起こらないこと。

悲しさは積み重なってもいつか愛を知っていくこと。
巡り会う人は気づかない内にそばにいること。

私自身が、色々と見逃してきたこともあるし、敢えて何かに乗っかることをしなかった後悔があります。
同じ轍を踏まないでいただければ幸いです。

クリスマスは無理としても、年末年始にシドニーかメルボルンかパースに行きたいなあ。
それも思いながら書いていますした。




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