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第58回、コードオセロを考案してみた

前回前々回とコード将棋の紹介をしましたが、コード将棋があるという事はコードオセロもあったりするのです。
元々コード将棋は、コードオセロから派生をした物なので、こちらが本来のコード遊戯だとも言えます。
(どちらも認知されていないのに、本来も何もないですが)


ざっくりとしたルール説明
プレイヤーは、盤上の自分の色のオセロ駒に、様々なプログラムが書かれたコードチップを仕掛ける事で、チップを仕掛けた駒が裏返る際に、チップのコードプログラムが発動して、様々な特殊効果を発揮させられます。
(えっと、これで伝わるでしょうか?)

用語解説
コードプログラム、コードチップ 
   特殊な命令文が書かれたプログラムをコードプログラムと呼び、その 
   コードを書き込まれた物をコードチップと呼びます。プレイヤーは、   
   1ターンを用いて自分の色の駒に、コードチップを仕掛けられます。
   様々な種類のコードがあり、コードにより発動効果も異なります。
   基本的にコードの発動条件は、それを仕掛けた駒が裏返る事ですが、
   あくまでも基本であり、開発者次第でコードプログラムの発動条件も 
   異なってきます。

コードレベル
   コードのレベルを示す物で、基本的に効果の高いコードほどレベルが     
   高く設定をされます。コードを使用する為には、そのレベルに応じた
   対価チップを支払う必要があります。

対価チップ
   コードを使用する際に必要となる対価です。
   1チップが1レベル分に相当して、レベルの高いコードほど、使用する 
   際に必要となるチップの消費量が増えていきます。
   対価チップは、1ターンごとに1つづつ増えていき、このゲームでは
   対価チップをどれだけ貯められるかが、重要な要素となってきます。

コードプログラム
   
コードプログラムは、プレイヤーが自分で考える事も自由にできて、
   それこそがこの遊戯の、大きな魅力なのではないかと考えています。
   ここでは自分の考えた、4つのコードを紹介しておきます。

防  このコードを仕掛けた駒が裏返るのを、一度だけ防ぎます。
   意図する場所に、自分の色の駒を残せる利点があります。

消  駒が裏返ると、その駒が消滅してなくなります。
   消滅したマス目には、どちらのプレイヤーも新たな駒を置けますが
   コードを仕掛けた側が、最初に駒を置く番が来る利点があります。

反  駒が裏返ると、ターンの作業が終了後に、自動で駒が裏返ります。
   相手のターン中に、自分側の攻撃を発動できる利点があります。

爆  駒が裏返ると、その駒を中心とした9マス分の駒が消滅します。
   状況が劣勢の際に、逆転できる可能性が広がる利点があります。


わかり難いかもしれませんが、コードオセロのプレイ画面をイメージした図になります。
コードオセロをする上で必要となる追加パーツです。10年前に作成したこのイメージ図では、
コードの種類を4色に分けていたのですが、今考えるとコードを漢字一文字で表記をした方が、
かっこいいし、わかりやすいかもしれません。
コードチップや対価チップは、100円ショップなどの丸型シールで、簡単に自作ができます。
イメージキャラクターのオセ子ちゃんです。何かこんなキャラまで作っていました。
コードが宙を浮いているのは、コードを当時、念の概念でも考えていたからです。
おもいっきり、ハンター×ハンターの影響を受けているのがわかりますね。


まとめ
当時普及をし始めた、タブレット端末を意識した遊戯ではありますが、構想段階で、手作りアイテムを使って、実際にボードゲーム上で何度もプレイをしているので、既存のオセロに追加アイテムを自作する事で、誰でも簡単に遊べるのではないかと思います。

基となるゲームがシンプルな分、コード将棋よりも敷居が低いので、小学生でも遊ぶ事ができますし、子供達が自分でコードプログラムを考える事で、各々のコードオセロを、考案する事ができるのではないかと思っています。

プログラムのできない自分が言っても説得力がないかもしれませんが、(少しだけかじってはいるのですが‥)コード遊戯は、子供達がプログラムの概念を理解する上で役に立つ部分もあるのではないかと思うので、実際に子供達に遊んで貰えたらと、結構本気で願っています。

「何か偉そうな事を書いているけど、そもそもオセロ自体は、お前の考えた遊戯ではないだろう」という、批判の声も聞こえてきそうではありますが‥

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