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OVER THE RAINBOW

旅先と母国で懸け橋になる役割へ
旅に出かけたその場所で「ただいま」
旅をしに来た人たちに「おかえり」

このギフトは、ずっと描いていたわけではなく、最近きょうだいと共に描き始めたこと。
こんな関係へと、繋がるきっかけを作っていってるのは、旅をしている人がいるからだと思います。行きかう人がいなければ国は閉鎖的で発信も受け取れないからです。
いろんな経験してきた自分と共に、この先も関わっていく世界の旅行者を支援し、旅した先で、充実した日々を過ごしてほしいと思っているからです。

・互いの国にある興味をいつまでもリスペクトできる取り組みをしたい
・国同士が永遠に手をとりあえる未来にしたい
私にとって、おおきな夢に繋がっています。

泊まった人たちが書いてくれたもの

ちょっと昔の話。
ゲストハウスの手伝いをした時、ビジネスや合宿など、いろいろな形で、日本に来ていた海外の方と出逢うことができ、習った英語で、聞き取ったり、分からない時は、携帯や辞書を使ったりしてコミュニケーションをとっていました。

食堂やコミュニティ場に行くと「日本には興味がいっぱいある」「京都や奈良のおすすめはどこ?」「日本のアニメが好きだ!」と、1時間もすればすっかり友だちのような気分。

当時、ゲストハウスは手探りの為、春夏秋冬の行事を作ったり、地域の方を巻き込んで、いろんなイベントを開催し、訪れる方の笑顔が見れて嬉しかったのを覚えています。

別れる際には、玄関先を出るまで何度も手を振って「See you soon」「Àbientôt」「Hasta luego」「다음에 또 만나요」「แล้วพบกันใหม่」と、いろんな国の方と友達になり、ゲストハウスで過ごした時間は、今でも奇跡のようだと思っています。

インドネシアから漫画家になりたい!と
来日した女の子が描いてくれた。

この時、自分の気持ちの中に思い描いていた『世界をこの目で見る』と思った気持ちは、私生活自体が多忙になりすぎて、夢物語だったんだ!とあきらめ、胸の奥へとしまって月日がたっていってしまいました。

きっかけにつながったのは、姪っ子に会うため、ヨーロッパを訪れたこと。縁する人々が、ぎゅっと抱き寄せ、背中をさすってくれ、温かく迎えてもらえた時、忘れていた自分の想いが溢れたのかが分かったのです。

国によってさまざまですが、日本では「おかえり」という言葉に、あてはまることじゃないかとおもえてきたのです。
滞在期間も気持ちよく過ごすことができ、ゲストハウスで出逢ってきた人達も、こんな感情だったのだろうか。

もう夢物語ではなく、おおきな虹のような自分で在り続けること
未来へと繋がるバトンを、受け渡したい子どもたちがいる
ギフトは、自分の命ある限り、実行し続けようと思っています

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