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【ひがっしースイーツ】その1:いとう屋のひがっしーどら焼き

こんにちは!
東村山編集室 地域ライターのしおです。
ひがっしースイーツを通して東村山市のお菓子屋さんの魅力をお伝えするこのシリーズ
「ひがっしーを食べちゃおう!
 ~東村山ひがっしースイーツ巡り~」
第1回目はいとう屋さんのひがっしーどら焼きをご紹介したいと思います。

ずっとそこにいてくれる
「いとう屋」

緑の屋根看板が目印のいとう屋本店

東村山駅西口を出て右へ進み、線路沿いを西武園方面に7分ほど歩くと、化成小学校の前辺りにいとう屋本店があります。
伊東さんご家族で50年ほど前からずっと変わらず和菓子をはじめ、海苔巻き、おにぎり、お稲荷さん、お弁当などをこの地で届けています。

常時商品棚いっぱいに50種類ほどの品を揃えており、お客さんが絶え間なくやってきます。
朝7時からお店を開いており、通勤通学途中に朝ごはんやお昼ごはんを買って行く人も多いとのこと。
朝早くから空いているお店が近くにあるのはありがたいですね。

店先では女将さんの伊東すいさんが明るい笑顔で出迎えてくれて、注文するとそろばんをパチパチ弾いてお会計してくれます。

近くにお住いのお得意さんが、お庭にたくさんなっている南天を毎日持ってきてくれるそうで、赤い実が店先を鮮やかに彩っていました。

ひがっしーどら焼きの誕生

ひがっしーが誕生したのが2013年(平成25年)で、市のHPで申請すればひがっしーを使えるということがわかり、すぐにひがっしーどら焼きを作ろうということになったそうです。

ひがっしーどら焼きを作るうえで欠かせない「焼印」

使い込まれたひがっしー。いい味出てます♪

こちらの焼印は、市のHPにあるイラストを合羽橋にある和菓子用品を作るお店に持っていき、作ってもらったそうです。
この焼印1つから今までどれだけのひがっしーどら焼きが生み出され、みなさまの元へ届いていったのでしょう。そう考えると感慨深いですね。

ひがっしーどらやきはつぶあん、抹茶あんの2種類があります。
パッケージのラベルにもひがっしーが顔を出しています。

いざ!ひがっしーを食べちゃいます!

まずいとう屋さんのどら焼きを食べて感じたのは皮の香ばしさ。
上品な甘みとふわっとした食感がとても美味しいです。

つぶあんはさらりとしていて、程よい甘みと小豆の粒感、ほっこりとした感じが絶妙です。

抹茶あんはきめ細やかな白あんをベースとして抹茶を練りこんであり、後味として抹茶がふわっと香ります。
白いんげんの粒がごろっとしているのが良いアクセントになっています。

それが香ばしい皮にサンドされてとてもバランスがよく、美味しいな~って思って食べているうちにあっという間になくなってしまい、すぐにもう1個食べたくなります。

美味しさの秘密は?

左:つぶあん 右:抹茶あん

この美味しさの秘密を、主に和菓子を担当されている伊東俊春さんにお伺いしました。

皮のふわっとした食感の秘密は「別立て」にあるそうです。
どら焼きを作る場合、通常「全立て」と言って卵を黄身と白身を分けずに泡立てるそうですが、
いとう屋さんでは卵の黄身と白身を分けて別々に泡立ててから合わせる「別立て」にしているので、空気をたくさん含みふわっと焼きあがります。

また、隠し味にはちみつを入れてるそうなので、焼けたときによい香ばしさが引き出されるのですね。

国産の材料、添加物不使用

あんこは北海道産の小豆を使用し、じっくり時間をかけて炊いています。
抹茶あんには京都の宇治の抹茶を使用し、色、香り、風味よく仕上げています。

また、皮に添加物などを入れればもっちりとした食感にもなるそうですが、いとう屋さんでは一切添加物を入れていないので賞味期限は2~3日とのこと。
だから自然な食感や甘みになり、後引く美味しさになるのですね。
長く持たなくともすぐに食べちゃいます。

化成小学校の前にお店があるということもあり、かわいいひがっしーどら焼きはお子さんにも人気があるようですが、安心して食べられるというのも大きな魅力ですね。

他にもおすすめは?

いとう屋さんでは他にも魅力的なお菓子がたくさんあります。
現在おすすめなのが練り切りです。
常に2種類ずつ店頭に置いているそうですが、2~3週間ごとに新しい種類の商品を出しているそうです。
今日は何が出ているかな?とお店に立ち寄る楽しみが増えますね。

季節に合わせていろいろな練り切りが登場します。
どれも美しい!!
(写真は伊東俊春さんにご提供いただきました。)

今回はひがっしーどら焼きを通していとう屋さんをご紹介しました。
ひがっしーどら焼きはおやつにもお土産にもぴったりなので、ぜひ味わってみてください。
他のお菓子も、おにぎり、海苔巻きなども語りだしたら止まらないくらい美味しいので、
ぜひお店に足を運んで、ケースを見ながら思う存分迷って買って、いろいろご賞味ください!

いとう屋 本店
〒189-0021 東京都東村山市諏訪町1-3-27
営業時間:7:00~17:30
定休日:第1、第3日曜日

いとう屋 久米川店
〒189-0013 東京都東村山市栄町2-40-31
営業時間:8:30~15:45
定休日:日曜日
久米川駅南口から徒歩6分、モザーク通りを抜け、ウィング通りの都営東村山栄町2丁目アパートの向かいにあります。

ひがっしーを食べちゃおう!
 ~東村山ひがっしースイーツ巡り~ シリーズ

はじめに:ひがっしースイーツってどれだけあるの?
その1:いとう屋のひがっしーどら焼き
その2:ラ・メールのアイスボックスクッキー


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