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新聞記者・退職ドタバタ劇2

 こんにちは、ずいきゅーです。随分と期間が空いてしまいましたが、無事退職が決まりましたので、そこに至るまでの過程をお伝えしたいと思います。
 前回のあらすじ。部長に退職の意思を伝えてから、編集局長に止められてしまったところまで書かせていただきました。今回は、編集局長に辞表を受け取ってもらい、有休消化に入るまでを綴ります。

 一度立ち止まって考えて、やはり辞めたいと思ったら退職届を出してほしいー。編集局長はそれだけを言って、いつまでに出して欲しいといった期限は決めませんでした。円満退社を目指す身としては(中途退社の時点で何かしら思うところはあるでしょうが)、考え直すふりくらいはしてもいいだろうと手を引っ込めました。
 1週間、2週間と経ち…いや、だからいつ出したらいいん?と完全に混乱状態。日々増える仕事を片付けていると、部長が思いついたように「退職届は書いた?もう出しに行こうか」と立ち上がりました。部長は私の道を心配しながらも「人は生まれたら絶対に死ぬんだから、そうしたいと思ったなら私は止めません」と応援してくれています。

 部長に連れられて編集局長と2度目の対面。退職届を差し出すと「そうかぁ、このまま無しになると思ったんだけどな」と笑われます。そんな姑息な手を使うのねと思いながら私もにっこり。退職が確定した瞬間でした。

 そうこうしている内に、あっという間に2月下旬がやってきました。最後の最後まで仕事がありましたが、大急ぎで引き継ぎ書を認めました。
 私が所属している部は今回人員補充がないため、誰かが抜けると一人一人の仕事が増えるだけです。さまざまな恨言はあったでしょうが、部の先輩は「この会社から出ていくのは、懸命な判断だと思うよ。賢い賢い」と笑い飛ばしてくれました。

 現在、有休消化中です。上京することが決まったので、引っ越しの手続きやライターの仕事に応募しまくる日々を過ごしています。

 「仕事辞めたいな、でも次はどうしようかな…」「周りからは叶わない夢と言われるけれど挑戦したいな」と思っている若手は多いのではないでしょうか。
 私も将来への不安はあります。フリーランスライターは不安定ですし、うまくいくのかもわかりません。しかし、会社を辞めたからといって明日死ぬわけではないですし、なんとかしようとすればなんとかなるものです。そう言い聞かせてステップアップしていきます。

 次回は「フリーランスライターひよこ、初めての案件を得るまで」を書けるようになりたいと思います!!!

 

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