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NVC共感カフェに参加して


『NVC』

Non
Violent
Communication

非暴力コミュニケーション

マーシャル・ローゼンバーグという
アメリカの臨床心理学者が開発した
コミュニケーション手法


私も去年から
興味関心をもつようになった分野

そのワークに参加させてもらい
感じたことを綴る


▶︎暴力とは?



ここでいう「暴力」とは

「間違っているものは正されるべき」
という固定観念に裏づけられた言動

のことをいう

人はみな無意識のうちに
この暴力をもって誰かを
「あの人は間違っている」
などとジャッジし
自分自身に対しても
「私なんてダメなんだ」
などと攻撃してしまう



NVCは
この固定観念から自由になり
「自分の内面で何が息づいているか」
に意識を向けることによって
自分や相手との
つながりをつくることができる
という考え方にもとづいている



NVCは
コーチングにも
ファシリテーションにも繋がる
大切な考え方だと
私は感じている

なぜなら
「対話」が必要になる分野だから


場づくりで一番大切なのは
安心安全の環境と雰囲気づくり


私が経験してきた
安心安全の場には
いくつかルールがあった

-否定しない(自分も、相手も)
-まとめない
-結論を出さない
-話してもいいし話さなくてもいい
-話を遮らない
など


ただただ
話を聴いてくれるという安心感

その安心感の中で
自分の気持ちと相手の反応に
忖度することなく
思いのままに話をすることができた

そして今振り返ってみると
そこには
NVCのいう「暴力」というものが
まったく存在していなかった


「暴力」は世界中
どこにだって存在する

普段の日常生活の中や
仕事や会議
政治そして学校にも
至る所に「暴力」が存在している



世の中すべての「暴力」を
なくすことはできない

けれど
私自身がこれから活動していく中で
「暴力」というものを
容認しない姿勢だけは
持ち続けていきたいと思う


▶︎固定概念とコーチング


固定概念というものは
自分ではなかなか
気づきにくいものであり
簡単には変えられないもの

固定概念とは
簡単にいうと思い込み

コーチングと出会い
私は
自分自身の中にある思い込み
そして
思考の癖に気づくことができた


そこから
私が見ている世界は
180° 変わった



「それはあなたの思い込みでは?」
「自分の価値観でジャッジしてない?」
と自分自身に問いかける
もう一人の誰かが
どこかにいる

そしてその気づきに対して
「あなたはそう思ってるんだね」
と素直に受け止める


「ジャッジしてはいけない」
「こう思ってはいけない」
という禁止の思考も
暴力の一つ

禁止ではない


気づき、そしてただ受け止める

それを
少しずつ
少しずつ
繰り返していく


それだけで自然と
その思考の呪縛から
解放されていく

コーチングを通して
自分の思い込みや思考の癖に気づき
少しでも楽に生きられる人が
一人でも増えたらいいなと

そういう気持ちで
私はコーチングをやっている




「戦争」の反対は「対話」


平和な世界
あなたが望む未来に
近づくためには
この一言に尽きるのかもしれない


▶︎最後に



あなたが見ている世界はすべて
あなたの思い込みでできている

そして

あなたが見ている世界と
私が見ている世界は
まったくの別物

私が見ている世界も
私の思い込みでできてる世界



私は最近
みんなが味方に見える瞬間がある

きっとそんな世界を
私の思い込みで
私自身がつくっているんだと思う


あなたが見ている世界は
どんな世界ですか?

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