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不登校はズルい



来月から
オンラインスクールの子どもたちと
メンターとして関わるお仕事が始まる

今一度
不登校の子どもたちが
どんな状況におかれていて
どんな気持ちでスクールを選択しているのか
考えてみた


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ついこの間
「性の科学と健康」で活動されている
助産師さんとお話をした

ある田舎の学校で
全校の半分が不登校

けれど心配しているのは
不登校の子どもたちではなく
学校へ行っている子どもたちだと言う

学校がどんな状況で
先生たちがどんな人たちなのかは
私にも分からない

ただ一般的に
学校は【頑張ることを美徳】にする文化が
根深く浸透している

その典型的な例が
"皆勤賞"であったり
"がんばったで賞"


子どもたちが本当に
好きで学校へ行っているのであればいい

けれどそこに
「頑張らなきゃいけない」
という思い込みが
刷り込まれているのかもしれない
という視点をもつことが
大人や先生には必要だと思う

そんな思い込みはいつの間にか
頑張るは我慢、に
我慢はズルい、に
どんどんかたちを変えていく

そして
自分が満たされていない子どもたちは
学校へ行かない子どもたちに対して
差別的な態度をとったり
言葉の暴力をするようになったりと
「いじめ」がはじまる


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ズルいという思いや言葉は結局
自分が満たされていない
ということの裏返し


24万人いる不登校の児童生徒


そんな子どもたちに
「学校へ行かないなんてズルい」
と、学校へ行っている子どもたちは
正直思っている


なぜならみんな
【我慢】しているから


本当は学校へ行きたくない
本当は好きなことをやりたい


そんな気持ちを押しころして
我慢しているから



大人たちたちだってそう

『自分は我慢してる』
『自分は頑張ってる』

そうやって
自分を満たせないでいる

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学校は社会の縮図
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子どもたちも社会全体も
【ズルいという悪循環】
の中にいる

これが世の中の生きづらさを
つくっていると言っても
過言じゃない


私はそう思っている


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私にできることは
まずは
【自分自身を満たすこと】

私が私を満たせていなければ
何も始まらない

そして次に
【子どもとママが心を満たせる場】
をつくること


自分も
周りのママも子どもも
みんなを満たす


小さなことだけど
悪い循環から少しでも抜けられる
そんな
世の中が"ちょっと平和"になれる場を
つくっていく


子どもは何も言わなくても
頑張っちゃう生き物

だからこそ




頑張らなくていいんだよ

楽しいことだけしよう


あえてそんなメッセージを
大人が子どもたちに
発していこうと思う

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