何十年も悩んでいた尋常性乾癬の症状が消えた
あなたは、尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)という皮膚の病気をご存じでしょうか?
尋常性とは「普通にみられ、ありふれている」ことを意味します。
尋常性乾癬は難治性であるため、厚生労働省の指定難病とされていて、
日本の乾癬患者数は推計で10万~20万人とされています。
私は20代の頃にこの病気を発症しました。
皮膚が赤く盛り上がりかさぶたの様になっていて、他人から見るとそれこそ「感染」するのではないかと思われる心配から、旅行に行っても大風呂には入らず、部屋のシャワーですましていました。
また腕にもできていたことから夏でも長袖シャツを着用するなど、何10年もこの皮膚病に悩んでいました。
今回は、何10年も悩んでいた尋常性乾癬の症状が全く出なくなりましたので、この病気で悩んでいる方のお役に立てればと思い、自分が行った方法をお伝えします。
なお、私はこの方法で発症していませんが、患者さん全てにこの方法が効果を発するかは不明ですので、その点はご了承いただいて参考としてお読みください。
乾癬とは
最初に乾癬とは何かというと皮膚の病気で症状は
・皮膚が赤くなって盛り上がり
・表面に銀白色のフケのようなものができ
ポロポロと剥がれ落ちます。
皮膚が赤くなることを紅斑といいますが、この形や大きさは様々です。
症状が進むと紅班の数が増加して、紅斑どうしがくっついて、さらに大きくなることもみられます。
かゆみを半数の方が感じますが、全身への影響はほとんどありません。
症状は頭を除いて全身の何処にでもでますが、特徴として腰、ひざ、ひじ、すね、爪やこすれる場所にできやすいです。
出る場所が少ないのが顔など日光にあたる部分には少ないと言われています。
私も、医者に通っている際にも、再三「なるだけ日光にあたってください」と言われていました。
冒頭でも述べていますが、尋常性乾癬の患者数は、日本では10万~20万人と推計されています。
これは欧米の10分の1程度で、日本人における発症率は0.3%程度と言われています。
この病気は昭和40年頃から食生活の欧米化に伴い患者数が増え始めたと言われています。
患者数は女性より男性の方が多く、発症する年齢は
・男性は30代~40代
・女性は20代
と言われています。
乾癬にはいくつか種類があって症状の現れ方は種類によって異なります。
尋常性乾癬は、それらの中で最も一般的なタイプで乾癬全体の約9割を占めています。
尋常性乾癬の発症原因とメカニズム
厚生省指定の難病である尋常性乾癬の原因は分かっていません。
健康な方の皮膚は、表皮細胞が生まれてから剥がれ落ちるまでの工程が28日周期を繰り返しています。
しかし、尋常性乾癬に罹っている患者さんの皮膚では表皮細胞の異常な増殖が引き起こされて、表皮が健康な方の皮膚に比べて10倍以上の速度で作られます。
すると、表皮が過剰に作られていますから、表皮が積み重なることによって、はがれ落ちていきます。
また、皮膚が赤みを帯びるのは炎症性の細胞が集まってきて活性化するため、毛細血管が拡張するためです。
この発症のきっかけは
・ストレス
・外傷
・薬剤
・感染
などと考えられています。
また、
・高脂血症
・糖尿病
・肥満などのメタボリック症候群
が基礎にあることが多いともいわれていますが、乾癬の発症原因は解明されていません。
しかし、発症の原因が他人に感染する細菌やウイルスによって起きる病気ではありませんから他人に感染する心配はありません。
乾癬悪化を防ぐ方法
発症した尋常性乾癬を完治する治療方法は現在のところありません。
そこで発症した乾癬をそれ以上悪化させないためには次の2点を心がけることと言われています。
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