成長したこと、挑戦したいこと。
noteを始めて、1年が経とうとしています。毎月のnoteの投稿は、社内研修の課題でした。毎月課される2,000文字の文章、思わずため息が漏れます。「締め切り前の漫画家かっ!」て思うほど、追い込まれてから書き出す私。無計画な自分に嫌気を覚えながらも、そのことに気付かせてくれたことには感謝しなければなりません。「前回大変な思いをしたから、次はそうならないようにしよう」、その時は反省したつもりだったのに、また同じことを繰り返す成長しない私。そして今回も漏れずに、締切日当日の22時となりました。さあ、2,000文字を書いていきましょう!
今回のお題は、「1年間を振り返って成長した点、今後挑戦したいこと」です。冒頭でも、成長していないことを書いたばかりなのに、私は今年度、何か成長することが出来たのだろうか・・・。自己採点ではありますが、多少あるので聞いてください。
1つ目は、「クリフトンストレングス」について、理解を深めて実践していけるようになったことです。「クリフトンストレングス」とは、アメリカのギャラップ社が開発したオンラインの才能診断ツールで、177個の質問に答えることで、自分の才能を導き出すことができます。「クリフトンストレングス」では才能が34の資質に分類されており、診断結果の上位の資質が自分の才能となります。私はこの「クリフトンストレングス」を5年前に受けていましたが、結果を1回読んだだけで、机の奥底にしまい込んでいました。受けていたことさえも、記憶から消えていたのですが、今回の研修で学ぶ機会があり、身になったのではないかと思います。
私の上位資質は、「①慎重さ」、「②調和性」、「③分析思考」、「④公平性」、「⑤親密性」でした。
①慎重さ:決定や選択を行う時に細心の注意を払う、
あらゆる道のりには、危険や困難が待ち受けていると考えている
②調和性:意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探る
③分析思考:物事の理由と原因を追求する、状況に影響を与える可能性の
ある全ての要素を考慮に入れる能力を備えている
④公平性:あらゆる人を平等に扱う必要性を確信している、明確なルールを
定め、それに従うことで、世界の全ての人を公平に扱おうとする
⑤親密性:他人との緊密な関係を楽む、目標達成のために友人と努力するこ
とから、大きな満足感を得る
自分の資質を理解し、成長させることで強みとなり、無限のポテンシャルを発揮することが出来るようになるそうです。「才能(資質)×投資=強み」です。私は自分のパソコンに資質の上位10個をラミネートして貼り、毎日見るようにしています。どんな資質にも二面性があるので、無意識に使っている上位資質に対し、盲点によって弱みとなっていないかについて、意識しながら仕事に取り組むようにしています。「慎重さ」の資質であれば、強みとしてあらゆる予測と細心の注意を払うことで結果を残すことが出来ますが、弱みとしては行動が遅いあるいは行動を恐れていると見なされる可能性があります。弱みとして見えてる場面を少なくすることで、強みの部分を成長させることが出来るのです。まだまだ未熟ですが、無限のポテンシャルを発揮出来るその日まで、上位資質を成長させていきたいと思います。
2つ目は、従業員とのコミュニケーションの方法です。今までは傾聴が大事なことは理解していましたので、相手の目線に立って共感しながら話を聴くように心掛けていました。しかし、それだけではダメだったのです。「問い」が足りていませんでした。話の中で「問い」をすることで、相手が考えて思考を広げることが出来るのです。人は考えることによって、思考力を鍛えることが出来ます。すなわち、自発的な人材育成に繋がるのです。ただ単に話を聞いて返事するだけではなく、相手を考えさせるように問うことを意識するようになりました。ただし、問い方については注意を払う必要があります。「なんで?」や「どうして?」の言葉を使うと、追い詰められているという意識が働き、相手の感情を揺さぶってしまい思考を広げることなんて出来ません。理由を聞く場合はつい使ってしまいがちな言葉ではありますが、普段から意識することで堪えています。今後は意識しなくても、自然に問うことが出来るように日々練習していきたいと思います。研修の中でコーチから、「問い」についての魔法の言葉をいただきましたので皆さんにも共有します。「というと?」、「他には?」、「もう少し詳しく」。連発して使うことは出来ませんが、会話の中の返しとして、取り入れてみることをお勧めします。相手はきっと考えて返してくれますよ!
最後に、今後挑戦したいこと。これは学び続けること一択です。私は今まで仕事の忙しさを理由に、学ぶことを諦めていました。諦めていたというより、現状に満足して不要なことだと思っていたのかもしれません。しかし、今回の研修を受け、自分がどれほど無知な人間であるか、身を以て実感することが出来ました。また、コーチの木こりの話も胸に突き刺さりました。忙しいからと、刃こぼれした斧を使って木を伐っている木こり。話を聞くと非効率だということは理解出来ますが、忙しいからと学びをしないことは、その木こりと同じだということです。いくつになっても学び続け、成長していきたいと思います。
今回も、無事2,000文字を達成することが出来ました。ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございました。そして1年間、ありがとうございました。
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