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#16 FDCチャリティで大会を開催 上編

FDCチャリティにて、ロケットリーグ部門を担当

島根県eスポーツ連合より、ロケットリーグの大会できますか?配信とかやってみませんか?がきっかけで大会を開催することに。配信にも挑戦をすることに。

FDCチャリティについて

実際の配信はこちらから

大会を開催したい

以前からいつか大会を開催したいという思いがありました。それは、eスポーツに関わることになってからの一つの夢であり、目標でした。そんな思いを持ちながらeスポーツの活動をしていると声をかけてもらいました。eスポーツのメインの大会は、全国高校eスポーツ選手権大会を筆頭にいくつかあります。そこにはルールがあり、そのルールにあった高校のeスポーツ部が勝てる仕組みがあります。大会は、同じ高校なら出場できるという大会が多く、eスポーツ部でなくても出場できます。個人的には、そろそろeスポーツ部のみが出場できる(加盟校などの条件をクリアしている)大会にシフトしていく必要があると考えています。そんな思いを実現するには、顧問が大会を開催する必要があり、そういう大会や顧問同士のつながりが高校の、教育という立場のeスポーツを盛り上げることになると思いました。

どのような大会を開催するのか?

いろいろな構想はあったのですが、一番は、高eでの敗戦。ベスト16という結果は上出来だと思うのですが、周りの反応は、すごいね。。。本戦は、決勝戦のみが配信され、ベスト4までの高校はオフラインで決勝戦が開催され配信もありますが、ベスト8でもベスト16でも賞状もなければ、評価もボチボチ。全国高校eスポーツ連合理事の大浦さんとたまたまお話する機会があったのですが、「2年連続はすごいですよ」と言ってくださいました。それでも何か不完全燃焼。もう少し高校生たちの、部員の頑張りを評価してもらいたい。そんな思いもありました。そこにやってきた話が、FDCチャリティの話でした。「お?」「これは。。。」「大会できちゃう?」というノリでしたが、開催しちゃおう笑と決心し、高校生が活躍できる場を作ろうと思いました。

出場校をどうするか?

声かけをした高校は、第5回全国高校eスポーツ選手権で、全国ベスト8、ベスト16以上で決勝リーグに行けなかったベスト4未満の高校にしました。半分くらいは、スクリムを組んだことがある高校だったので話はしやすかったのですが、残りの半分は全く交流したことのない高校だったので、学校へ電話をしました。「すみません。私島根県にあります。立正大学淞南高校eスポーツ部で顧問をしているものなんですけど。。。」ドキドキしながら、顧問の先生にアポを。「突然の電話すみません。今度大会を開催することになりまして。。。」「実は。チャリティになってました。。。」と支離滅裂な、しどろもどろな説明をしながらなんとか顧問の先生方の協力を得て参加校を集めることができました。全9校10チームが参加。残念ながら小牧工科高校は当日出場辞退となりましたが、全国で上位のチームを集めることができました。

ルールはどうするのか?

ロケットリーグ は、3人で1チームとし、ロケットカーを使用し、サッカーのようなルールで5分間試合をします。通常BO3やBO5で試合をするのですが、時間の制約や配信をなるべくたくさんの高校に出てほしいという思いがありました。また、配信の関係上ロケットリーグ の特性上5分間経って同点だった場合は、オーバータイムとなりどちらかのチームが得点するまで試合が続きます。このルールは暗黙の了解となっていましたが、サッカーワールドカップを見ていると引き分けがあり、グループリーグを勝ち点、負け点、引き分け点の総合得点で順位を決めているのを見ていたので、このルールを採用できないかと思ってました。そこで、BO1の総当たり戦、そして勝ち点などのポイント制という他にはない独自ルールで開催することにしました。これは、顧問の先生方の協力無くしては難しかったと思います。

中編へ続く

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