【いざ検証】早稲田建築学生は本当に忙しい?文系より忙しい?


多忙さに怯えていた入学前

早稲田の理工学部にはかつてから3Kと呼ばれる学科があります。
理工学部の中でも最も多忙とされている3学科の頭文字をとって付けられた名称です。この3学科とは、先進理工学部の応用化学科、創造理工学部の総合機械工学科、そして建築学科です。3Kは、授業のコマ数、課題の頻度・ボリュームが他学科に比べて著しく多く、毎日何かに追われる日々を送らなければならないことで有名です。私は、建築学科がこの3Kに属していることを知っており、多忙な学生生活を送る覚悟を持って入学しました。

想像を超えた学部1年生

入学して間も無く、4月の初っ端から専門的な授業が始まります。看板授業の一つである建築表現(後の設計製図につながる)が毎週月曜日の3~5限(13:00-18:00)まであり、ここでは、製図や模型表現、プレゼンテーションなどを多角的に学びます。今振り返ると、最も力が付いた!と自分自身でその成長を感じられる授業であることは間違いなしですが、その分この授業にかける時間やエネルギー、体力は相当なものが求められています。
まず、授業の拘束時間が長いのはもちろんのこと、授業時間内で終わるはずのない膨大な量の課題を家に持ち帰り、1週間かけて消化する必要があるのです。これが、毎週ひっきりなしに続きます。1週間あるじゃん!と思われるかもしれませんが、建築学科は特に必修科目が多く、毎日授業がパンパンに詰まっているため、課題に避ける時間が正直ありません。土日まで溜め込み、提出直前の日曜日に徹夜して何とか仕上げる、というのが毎週のルーティーンになっています。これを続けていた日々はまさに3Kの辛さを体感していました笑

案外余裕が生まれてくる高学年

学年を重ねていくと、学校生活の慣れも出てきて自由に時間を作れるようになっていきます。少し必修科目のボリュームが減ることもあり、好きなことに時間を使えるようになっていきます。サークル活動に励みたい人、アルバイトに集中したい人、海外に飛び回りたい人、自分の作品制作に没頭したい人、さまざまです。自分の中で優先順位を付けながら、学業とのバランスを図るようになっていきます。それでも集中的に忙しい期間はありますが、みな自分のスケジュールと睨めっこしながら、多様な形の学生生活を送っています。

結局のところは自分次第です!
低学年のうちは確かに必修科目が多いことから拘束時間が長く自由に使える時間が少ないです。他学科に比べてサークル活動やアルバイトをする余裕がないのも事実ですが、徐々に要領を掴み始めてくるとさまざまなことに使える時間が出てきます。限りある学生生活の中で、何に重きを置きたいのか、何に時間を割きたいのか、その優先順位をつけることで3Kと呼ばれる建築学科でも充実したキャンパスライフを送ることができます!!


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