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最後までじぶんはじぶんの味方でいたい

春がきた。ひさしぶりのnoteです。

ただいまrasiicuでは、じぶんをミカタにする手帳を制作中です。
その内容は、また今後、紹介していくとして。

きょうは、最近、私に起きた、
じぶんをミカタにするってこれか!という
気づきの出来事について、書きたいと思います。

                           🌸

私は10年前に乳がんになり、
術後の検査を定期的にうけています。

毎回、検査のまえにはド緊張。

「再発していませんように、大丈夫でありますように」といつも、心の中でとなえたり
夫にも「大丈夫って言ってー」
とお願いするヘタレっぷり。。。

検査結果をきくときは
からだの硬直と異常な心拍数、
血の気がサァーとひいていくあの感じ。
あれは寿命が縮むよ。。。


そんなことを、10年も続けていたので
知らず知らずのうちに、じぶんの中でも
緊張が、極限に達していたんだと思います。

もう、再発していませんようにって思うことさえ苦しくなっていた。

それでも、この春も、
無事に、検査を終えることができました。

その日、検査を終えた、ゆうぐれの帰りみち。

ほっとしながら、坂道を歩いていたら、
内側から、なにか、聞こえたような気がした。

再発したっていいんだよ

再発したって人生は続いていくし
私の価値はなにも変わらない

何があったって死ぬまで一緒にいるからね

そんな言葉のような、
なんともいえない感覚が、わきあがってきた。

私はおもわず、道端で号泣してしまった。


その時、わたしは気づいたんです。

今まで、「再発していませんように」
「大丈夫でありますように」

そう言い続けてきた、願いの言葉の裏側には


「再発なんかしたら許さねぇからな!」
「大丈夫じゃなかったら自分のせいだからね!」


ってじぶんがじぶんを脅して、責めて、見張る

そんな気持ちが、隠れていたんだなって。
だから、もう、願うことも苦しかったんだと。

何があっても大丈夫だよ 最後まで一緒にいるよ


内側からでてきた、その感覚は、
とても大きくて、あったかくて、心強くて。

私はすべてをゆるされたような、
そんな一瞬でした。


どんなじぶんもマル

やっとその言葉が腑に落ちていく。

そうだよね、究極
じぶんをミカタにするってそうゆう事

失敗したって、
うまくいかなくったって
しくじったって
なんにも出来なくったって
どうしようもない時だって

たとえ、死んでしまったって

わたしは私を讃えたい。
よく生きたねって。

最後まで、いっしょに生きていくのは、
このじぶんなのだから。



                            🌸

じぶんの一番の味方はじぶん
そう思えたなら、きっと無敵だと思う。

それは、今日明日では作れないもの。

毎日、じぶんに声をかけ、見てあげて、
時に一緒に悩み、一緒に泣いて、
笑って、よろこんで。

きっとミカタ手帳も、そんなふうに
じぶんでじぶんに寄り添い
じぶんでじぶんを応援する手帳になると
思います!(最後は宣伝になっちゃった笑)


最後までお読み下さりありがとうございます🌱

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