3月15日(朝)
おそよう……。
休みの日に極端に、遅起きするのやめたいな…。
いや、別にいいんだけれど。
時間を無駄にするのなんて毎日だから。
それでも、よくわからない罪悪感に襲われるんだから。
やってられないよな。
なんで無駄にしてるってわかっているのに、何もできないのかが。
自分自身のことが。
不思議でならない。
今に始まったことじゃないけど。
今日なんかすることあったけ……。
あー……買い物行ったりした方がいいのかな…。
頼まれごとがあるにはあるが、急ぎだったかどうか……。
「……」
とか、しょうもないことを考えながら。
リビングへと降りてきたのだが。
珍しく、しっかりと着替えた妹がいた。
朝のこの時間大体部屋にいる癖に。
何だろう。どっかいったのかな、朝から。
「……」
まぁ、きっとろくなことはないので。
無視して、キッチンへと向かう。
今日も白湯をのんで、一日を開始しよう。
「……」
お湯が沸くまでの間。
今日はなぞに寒いので、炬燵に入ることにした。
寒の戻りってなんだよ……やめてくれよ。
「…ドンキいかん?」
「……は」
直前まで、こちらの事など気づいても居ないように、携帯をいじっていたくせに。
何だろう突然。
何か言っている。
「ドンキ」
「……行けばいいじゃん」
「行ったんだよ」
あぁ、それで着替えているのか。
「まだ開いてなかった」
「……ふーん」
あそこ、24時間営業じゃなかったのか。
てっきり、そうだと思っていた。
まぁ、田舎だしな。一日中開けているメリットはないよな。
他の店と同じぐらいの時間に開くようだ。
あ、お湯沸いた。
「……」
「いこー」
なんでこういう時だけ、こんな甘えたしてくるんだろうな。
都合のいい、移動手段ではないのだが私は。
「……」
ムカつくなー。
昨日からずっと。
コイツのこういう、都合のいい態度も、もう限界なんだが。
見ていてイライラする。
「……」
「なんでおこなの」
その態度がむかつくんだよ。
昨日のことを忘れてるのもムカつくんだよ。
都合のいいモノだと、思っているのがまるわかりなのがむかつくんだよ。
―それでも、断り切れない自分にイラついてんだよ。
はぁ。
妹って、どこでもこんな感じなのだろうか。
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