化粧という行為は何故うまれたのだろう?

メイクアップ。そう、化粧の事ですね。

では化粧とは何でしょう?

化粧・・・例えば歌舞伎で白粉(おしろい)を塗ってその上に赤色の筋線を顔の周りのシワに寄せて書いていたり或いは、見た目を他人よりも良く見せるために見栄のために行う事でもある。

ここからが私の持論なのですが、所々理解に悩んだり頓珍漢な事を話したりすると思いますがご了承ください。

私は子供の頃から化粧すると人の顔は昆虫、それも蛾や蝶の様な煌びやかな羽の模様と似ている様に思えてならなかったのです。

それも夜、ライトの周りをパタパタと飛び交う蛾がデカデカと目玉模様が描かれた羽をバッと開いて相手よりも自分が大きな存在、敵に威嚇したり、警戒色として教えているように思えてならなかったのです。

以前の作品で「歌舞伎蝶」と言う作品を出展しましたが、あれは見た感じ蝶ではなく蛾でしたけれども、あの姿と同じなのです。

つまり、そのメイクを自分の顔に施すことにより周りと比べると一段と眩しく受けられる顔をしているように私は思うのです。

スッピンの顔はこう言っては語弊がある様で申し訳ないのですが、味気ないものではありますがその化粧というアクションを起こす事によってはその人を180°見た目を変えてストーリーを展開させられる一つの人間が考え出した武器、それも己の命を守ることもできる防具にも見て取れるのです。

まるでそれは蛾などの羽を持つ生物が「私はこういった性質があるのよ。気を付けて」と言葉ではなく見た目で周りに教えていくのと思えてならない。

でもここで一つの疑問がある。

それこそが本タイトルにもなっている「化粧は何故生まれたのだろう?」と言う事である。

やはり見た目で美しさや警戒色に近い色調で他者へとメッセージを送るために編み出されたものなのでしょうか?

ここまで話をしておいて何ですが、これには答えを載せていませんので、ここで化粧についてのお話は終わります(あくまで日常への疑問を問い掛けるコーナーなので)。