芸術家はプレイボーイ?

人が恋に落ちる瞬間とはどんなものか?

古いドラマなどで「○○に助けて貰ったから」「気が付いたら相手を好きになっていた」と言われてきたから、それに憧れて自分らもそんな「自然の美しさに勝つ異性に出会いたい思い」や「白馬の王子様を待つお姫様の心境」を再現するかの如く、あわよくば玉の輿を狙う人達がなんと多いことか。

かくいう私も個人的に好きになってしまった経験が何度もある。

これまでの私の一方的な恋の回数を数えるとなるとキン肉マンのアシュラマンみたいに腕を6本ないといけないかもしれない(勿論冗談だが)

芸術家とは古今東西に歌を歌ったり、楽器を弾いたり、文字を書いたりと表現する世界は人の数だけでなく、人の生き方そのものであり芸術家と呼ばれる存在は最早「数で表す事ができない」のだと私は考える。
いや、正式には挑戦している人々のジャンルが多すぎて把握できないのが現状なのです。

その謎のベールに包まれる芸術家には神秘的で、情熱的な愛に燃える恋多き存在が居るのです。

有名な人を挙げるならば「ピカソ」。

ピカソは生涯の中で「約10人」もの愛人が居た。

ピカソが相手を好きになった、あるいは相手側が好きになったかで付き合いが始まるが、彼がそこいらのふしだらな人では無いので悪しからず。

元々ピカソが寂しがり屋な性格をしていたから恋をしていたのかもしれませんね。

芸術活動を支援するパトロンだったり、街で見かけたから一目惚れをしてしまったり、様々な理由で相手と恋に落ち、ピカソは10人の愛人を「芸術作品」として後世にまで残そうとしました。

恋人だったり、愛人だったりその対象となる人物を絵に描き表す事は並大抵の事ではないと思います。

特に私はピカソの「泣く女」と言う作品が好きです。初めは人の顔に見えないが、見る度に私の心は青く透き通る感じがして好きですね。

さて、少々話が逸れてしまいましたが本題に戻しましょう。

芸術家は燃えるような恋をしたり、また一方的な恋に目覚め世間から隠れるように二人だけの世界を築く事が多いように思えるのですが、その一目惚れしやすい性格故に「またアイツ恋してるよ」なんて後ろ指を刺されたり、プレイボーイと茶化される事もあるとか無いとか。

部活などでも私は「○○が好きなんだよね〜」と小言をこぼしたら「尾崎は誰にでも好きになるんだね。このプレイボーイ」とあまり良い意味ではない言い方で恋多き男と同期の部員に言われたことがあります。

勿論、これは芸術家=プレイボーイという机上の空論でしかない、そんな根も葉もない説を今更議論してもしようがないが、どうかこれを読んだあなたのそばで、もしくはあなたが燃えるような恋をしているようでしたら生暖かい目で見つめてあげてほしいのです。

それ以前に、一人でいたい人も当然いますから1人でいるのを茶化したりするのも厳禁。

…と言っているが芸術家と、そうでない人との線引きが難しくて出来ませんよね。

最後になりますが私が思うに
芸術家とは「独自の世界観があり、その世界観は他人には決して真似できない表現方法を自分だけしか持っていない人」を指すと思っている事を伝えたところで今回はお話を終わります。