日本一の人気を誇るオルカン「理解しないまま」投資してる人は3年以内に8割損切りします。
こんにちは、よしむねです。
今回はみんな大好き「オルカン」についてです。
そもそもオルカンとは
「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の略語で
全世界の株式を対象に投資をしているため、
投資を成功させる確率を上げる
「長期・積立・分散」という3要素のうち
投資をするだけで十分な「分散」ができる優れものです。
さらに長期にわたって
毎月コツコツと積立ていくことで
他の2要素である「長期・積立」までカバーできる!
まさに初心者向きで買って、後は放置できるほどの最強商品。
そのため大手証券会社であるSBIと楽天でも1位を獲得しています。
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そんなオルカンですが、
果たして本当に放置で大丈夫なのでしょうか?
「皆がやっているから。」
まさかそんな理由で投資していませんか?
本記事では、
これらについて書いていきます。
それではよろしくお願いします!
■ オルカンという金融商品について
まずは基本情報からです。
冒頭でも上げましたが、オルカンは
1つで全世界株式に分散投資が行える
とても優秀な投資信託となっています。
投資信託では、保有している間永久に
信託報酬と呼ばれる「手数料」が引かれていきます。
この手数料は、
投資資産の〇%という割合となっていますので
資産が増えれば増えるほど
引かれる金額も増えていってしまいます。
この信託報酬についてもオルカンは
業界トップクラスで安いことも人気の理由です。
投資における損失や利益は、
誰にも分からず、不確定要素ですが、
このコストについては、
確実に引かれるものとなっていますので
手数料が安い商品を選ぶことは、勝利への近道と言えるでしょう。
・オルカンの投資先はどうやって決められるの?
オルカンの投資先は「ある指数」に連動するように
投資先が選ばれています。その指数の名前は、
この指数は、世界中の株式市場の動きに
連動して値動きが変わる指数となっています。
先進国から新興国などを含めた
合計約70ヵ国・約3,000もの株式が対象となっています。
これは世界の株式市場の85%をカバーしています。
そしてオルカンを運用する機関投資家たちは
この指数の構成銘柄を元に、
「どんな銘柄にどのくらい投資をするのか?」
これを判断しています。
そのため、オルカンに投資することが
結果的に世界中の株に分散投資することに
繋がるというわけです。
・オルカンの投資先
全世界とは言いつつオルカンの投資先は全体の
62.3%がアメリカに向けてとなっています。
つまり1万円を投資した場合には、
約6,000円はアメリカに投資しているという事です。
その理由は今現在、
経済をけん引しているのは
間違いなくアメリカだからです。
60%以上も組み込まれているだけあり、
計2920もあるMSCI ACWIの構成銘柄のうち上位10銘柄は
・アップル
・マイクロソフト
・AMAZON
・NVIDIA
・META
・テスラ
など多くの人が知っているアメリカの会社ばかりです。
(2024年6月5日時点)
■ オルカンの強みは柔軟性
2024年現在、投資信託へ投資をしようとすると、
ある2つの選択肢から選ぶことになると思います。
それは、
・S&P500
・オルカン
これら2つが2強と言えるでしょう。
そしてオルカン派とS&P500派で言う事が違い
投資経験の浅い初心者にとっては
困惑してしまう内容がSNSでちらほら上がってます。
ですが、自分の芯を持って投資をしないと、
舵取りがブレブレで
いつか沈没してしまう事となってしまいます。
・S&P500 VS オルカン
アメリカ100%のS&P500(米国株投資信託)
と新NISAで積立するなら〇〇だ!みたいに
比較されているのをよく見かけませんか?
そして中にはこんな声も……
ですが、ここでしっかり考えてください。
そもそもオルカンに投資している人は、
リターンよりリスクを選んだはずです。
そもそもオルカンは、
これこそが強みです。つまり肝は「分散」。
分散はすればするほど、
投資に対するリスクを下げることが出来ます。
ですが、同時にリターンも下げていってしまいます。
ですので「オルカン VS S&P500」の
結論としては、比べるべきではない。が答えです。
大事な点はあなたの保有資産や性格により
どういったスタイルであれば長続きできるのか?
これを考えて投資先を決めていくようにしてください。
・直近のオルカンの大きな動き
表題の大きな動きとは、ズバリ
オルカンの構成銘柄の入れ替えです。
5/31に行われた具体的な入れ替え内容は、
42銘柄が追加され、121銘柄が除外されました。
「・オルカンの投資先はどうやって決められるの?」
で述べたように、オルカンの投資先は
ACWI指数に連動するように、ACWI指数の構成銘柄を
参考にして決められます。
そのため今回もACWI指数に入れ替えがあったため
オルカンを運用する機関投資家たちもその中身を
入れ替えることとなりました。
少しややこしく感じてしまったかもしれませんが
シンプルにこう考えてください。
この「銘柄の入れ替え」という大きな変化ですが、
実はそう珍しいことではなく、基本的に4半期に1回。
なぜこの頻度で銘柄入れ替えが行われているか?
それは、市場の変化を適切に反映させるためです。
株価は生き物と同じで良い時もあれば悪い時もあります。
もしも悪い銘柄を入れ替えせずに置いておいたらどうなりますか?
価格がどんどん下がっていき、
他の商品にパフォーマンスが劣っていると判断され
どんどん売られてしまいますよね。
この銘柄入れ替えは、オルカンだけでは無く
他の投資信託でも同様のことをやっています。
しかし全世界の株式を対象にしているため
どこの国の株価が”悪く”なったとしても入れ替えが出来る。
この柔軟さこそがオルカンが絶対的な人気を誇る一番の理由です。
■ オルカンに投資をしていたらどのくらい増えるの?
まずは預貯金のシュミレーションをしてみます。
某大手銀行の定期預金の利回りは0.002%です。
毎月3万円貯金して10年間続けることが出来たとします。
年間36万円ですので総額360万円貯金出来ました。
ここまで継続できていたらすごいですよね!
そしてその結果、増えた額はなんとたったの357円。
やってられませんよね(笑)
今どき子どものおやつで無くなってしまいそうです。
更にこの357円は課税対象ですので
利息で得た利益に約20%の課税がかかってしまいます……。
・オルカンのシュミレーション
先ほどの某大手銀行と比較するために、
想定利回り以外の毎月の積立金額・期間は同じです。
毎月の積立金額・期間は変わりませんので
積立額は同じく360万円となっています。
しかし利息はというと2,198,869円。
某大手銀行との差はなんと約220万円です!
ちなみに想定利回りの8.98%は
過去20年間の平均利回りです。
つまり「実績」なんです。
今後のリターンを保証するものではありませんが
個人的に可能性がかなり低いとは思っていません。
あくまで「株式」のみに投資するとはいえ
しっかり分散出来てリターンもあるとなると
良い投資先であることには違いないと思います。
■ まとめ
・オルカンのメリット3つ
①【信託報酬がトップクラスで安い】
投資における損失や利益は、
誰にも分からず、不確定要素ですが、
このコストについては、
確実に引かれるものとなっていますので
手数料が安い商品を選ぶことは、勝利への近道と言えるでしょう。
②【1本で全世界の株式に分散投資が出来る投資信託】
世界中のいろいろな国の会社に分散投資できて
いつ、どの国が大きく経済成長しても、その値上がり益を享受できる。
③【4半期ごとに世界中の良い株に勝手にシフトしてくれる】
市場の変化を適切に反映させるために
良い銘柄は取り入れて悪い銘柄は入れ替えてくれる。
この入れ替えを全世界を対象にできるのは
オルカンならではです。
この記事の最後に、
投資は負けなければ勝ちます。
きちんと防衛資金を貯めたのちに
中長期を見据えて堅実に投資をしていくのは
数ある投資方法の中でも勝率はかなり高い。
ぜひ何度も読み返して理解したのちに
投資をしてみてください!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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