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認知症のある方が行方不明時の行動で、ズッーと気になることがあります。

フリーランス社会福祉士の活動記録

令和5年12月22日(金) 業務日誌

今日も寒い一日でした。
私はこの時間コタツでせっせと書いていますが、皆さんどこで書いているのかな?どうでもいいけど

今日は、隣市の施設に入居している被後見人Yさんの定期面会に行きました。
Yさんの面会の時は、いつもお菓子の手土産を持参します。
今日は、クリスマスも近いこともあってケーキのお菓子を持参したら喜んでいただきました。よかった。
次回は、もみじ饅頭のリクエストでした。

次に、今月初めに退院して併設のグループホームで生活を始めたのですが、入浴中に転倒して、1週間で再入院された被後見人Aさんの定期面会に行きました。転倒後の後遺症等はみられずよかったです。
本人に「またグループホームに戻りたいですか?」と聞くと
「もう無理だと思う。今度退院するときは老人ホームがいい」という事でした。ご注意ください。

次に、負債の返済に関わっていた被後見人Tさんのローン返済に行きました。一先ずこれで、ひと段落
先月終わりごろから9社ものローン調査を開始して、やっと今日目処が立ち
家庭裁判所に報告書を提出することができます。
ローンがつくものには、気をつけなはれや!

そして、ランチタイム 今日はファミレスでカツカレーをいただきました。
美味し!

午後からは、ホーム市に戻り入院中の被後見人Kさんの定期面会に行きました。Kさんは、日常会話では特に違和感は感じないのですが
「ちょっと聞いてよ」スイッチが入ると
「私の市役所に2人寝泊まりしていて困っているから出ていくように言ってください。高級マンションを準備するから」と壮大な話に展開していきます。Kさんは議員さんだと思い込んでいるようです。
どこで どうなったんや ・・・調べてみよう。

少し長くなりましたが、タイトルの認知症のある方が行方不明時の行動で
ズッーと気になることがあります。
についてなのですが
その気になりますは単刀直入にいいますと
用水路や水辺で発見されることが多くないですか?ということです。

私が、20数年業界に関わるようになってから、行方不明の案件について
こうしたことが多いように感じていました。
ケアマネ時代も、担当していた方が家にいるはずなのにいないため「おかしい」と異変を感じて家の近辺を探しにいくと、頭から血を流し、全身擦り傷だらけで用水路から出られずに立ちすくんだ状態でした。
用水路の上の方には、靴を揃えた状態で置いてありました。
他のケースでもため池で溺死したり、水路に座り込んでいたりなど
多くの見聞きしていました。

昨夜、妻にこの話をすると、早速朝にはネットから調査文献をダウンロードしてくれていたので一読すると
行方不明になった季節は、冬が最も多く次いで春・秋・夏
行方不明になった時間帯は、12時~16時と16時~20時が多い
いわゆる「夕暮れ症候群」
行方不明時死亡要因は、溺死・水死次いで低体温・凍死が多い結果と書かれていた。
場所については、書かれていませんでしたが溺死・水死が多い事を考察すると水辺に関する場所と考えられると思います。

研究者によると、認知症が軽度であるほど自殺企図が多く、その理由として自己能力低下を強く自覚している可能性を指摘している。とありました。

認知症の方の行方不明事故と聞くと、他人ごとではいられなくなり
とても胸が痛みます。

街で違和感を感じる方(日中にパジャマのままで外を歩いている)に出会ったら「こんにちは、どちらへいかれますか?」と声を掛け、警察に連絡しましょう。
社会全体で悲惨な事故を無くしていきましょう。




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