岩谷

思考の置き場所

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友人は少ないが、人生は意外と悪くない

 私は過去に人と関わって、良い事も勿論あったが悪いことの方が強烈に記憶に残っているので、なるべく人との関わりを避けて生きている。  私はいじめを受けた事がある。悪口を言われた。容姿を貶された。足を引っ掛けて転けさせられた。もっと酷いいじめもあるだろうが、私は運良くここで止まった。当時の私は、確かに悲しくなったりはしたが、割とそれで泣いたりはしなかった。正直、どうでも良かった。人間は他の人をいじめる事も出来るが、一緒に遊んで楽しんだり笑ったりする事も出来るし、それらはすべて誰か

    • 人間は何かに操られているのかもしれない、人生は最初から決まっているのかもしれない

       幼い頃にぬいぐるみ遊びをした方もいるだろう。私もそのうちの1人だ。お気に入りのぬいぐるみを、自分で声をあてながら操る。ぬいぐるみに声などないし、ましてやそれ自体に感情などないが、この子達ならこういう場面でこういうふうに言うだろうと想像して声をあて操る。時々、この子達が本当に生きていればいいのに、なんて思いながら。そう遊ぶうちに、ふと、ぬいぐるみを操って遊んでいる私も、このぬいぐるみのようになにか大きな存在に操られているのかもしれないと思った。幼いながらにこんなことを考える自

      • 人生は博打だ

         博打といえば、リスキーだけど当たればデカい賭け事が普通思い当たると思うが、最近私は、人生こそ博打だと考えている。現実がどうであれ、誰もが一度は「人生は幸福に満ちている」と信じた時期があると思う。しかし、意外と不幸や不運は頻発するし、危険な目に遭う事もある。  自分が人として生まれてくることを決めたのは神なのか、自分なのか、親なのか、それとも違う何かなのかはさておき、生まれるということからもう既に運任せの部分が多い。何故なら、生まれてくる国によって新生児の生存率に差があること

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