見出し画像

20代の生きづらさ

私は新卒1年目、20そこそこの駆け出しである。
職業は一応技術職で、私だからできる仕事といえば聞こえがいい。

この新卒1年目も終盤にして、最初の壁にぶち当たっている。

”なんのために頑張っているのかわからなくなった” のである。

朝家を出て1日働き、誰もいない一人暮らしのアパートへ帰る。自分のためだけに食事を作って、食器を洗い風呂へ入って洗濯。

何かしようと思わなければこの繰り返し。特に言葉も発さないし、何もしなくても特に怒られない。一言で表すなら『虚しい』に尽きる。

そして最近は職場の人間関係にも本気で悩み始めた。ワンマン上司がどうしても好きになれず、頑固な私は好きでもない人の言ったことを素直に聞くことができない。さらに態度に出やすい私はおそらくその感情を相手に悟られている。

新卒は周りの人が全て上司か先輩。この状況で誰に頼ることもできず、唯一歳が近い先輩は世渡り上手ときている。
それじゃ働けないよの一言で済まされてしまう。

私に改善するところは山ほどある。おそらく、私が変われば何も問題がない。しかし、そうしたくないと心は話す。

若さゆえの理想像が、自分が社会人に適応していくことを拒否している。
嫌なことでも命令なら聞き、働くことに何の抵抗もせず、考えず。

このくだらない悩みを、人生の先輩方はみんな一度は感じたのだろうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?