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それゆけ!なお話①

こんにちは、VARIT.藤岡です。

皆さまはご存知でしょうか。
神戸の有名な観光スポット、ハーバーランドにはこちら・・・

神戸アンパンマンこどもミュージアムがある事を。

ハーバーランドへは、買い物や映画を観に立ち寄ったり、夜の散歩に出かける事もしばしばなのですが、そのミュージアムへ誘うように、規則的に並ぶアンパンマンとその仲間たちの銅像がふいに目に映る事がありました。
なぜ、神戸にアンパンマン?と疑問に思う事、数年。
私は神戸駅が最寄のため、遠出の際はよく利用します。2017年のホームで見かけたこの絵にこころ惹かれ、一度通り過ぎた道を戻ってまで、写真に残しておりましたが、それからもなぜ神戸にアンパンマンなのか、特に深い理由を知る事なく、日々を過ごしておりました。

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今年の2月「やなせたかし生誕100周年記念 やなせたかしとアンパンマン展」が名古屋で開催される事を知り、もしかしたらこの絵に会えるかも、という気持ちが湧いてきて、計画を立てていたところ、コロナの影響により開催中止のお知らせが。。

行けずじまいで残念な気持ちと、コロナについて考える自粛期間のなか、いつの間にか、コロナ=バイキンマンが、自分のなかでリンクしていきました。
もちろん、コロナめ!という気持ちは芽生えそうになる事も確かではあるのですが、果たしてコロナVS人類、地球にとって生き抜くべきはどっちなのか、、、正義と悪とは一体、、、という超難題な疑問も同時に芽生え、その解決の道をさぐるべく、私の探究心はどんどんアンパンマンと作者、やなせたかし先生へと向かって行きました。

そこでまず手に取ったのが、初期アンパンマンの絵本「あんぱんまん」です。
我々が子どものころから親しみのあるアンパンマンはこちらのキャラクターかと思います。

しかし初期はこちら。

こんがり美味しそう、、、
そして、キャラクターというよりも、夕陽を背負って、この世界を見渡したときの心情が、リアルに伝わってくるタッチです。

絵本の内容は是非とも、手にとって感じていただきたく割り合いいたします。
この作品の一番最後のページには、あとがきで「あんぱんまん について」と、やなせ先生からのメッセージが添えられており、そこには俗世に対する問いかけと、ライヴハウスにも通ずる“かっこよさとは何か”がありました。
あんぱんまんは子どものためのイメージキャラクターにとどまらず、社会に出ても忘れてはならない、童心そのものなのではないかという事を感じ、私のさらなる“あんぱんまん”を追い求める旅がはじまります。

〜つづく〜


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