名古屋
今年の春先、名古屋へ行ってワークショップをしたりなんかしたときの写真をお届けしましょう。
一番便利そうな場所で一番安いホテルを、と決めたら冷暖房が超貧弱でうすら寒くって、設備が昭和のままのホテルでございました。ほぼ寝るだけの間しか滞在しなかったので良いんですけどね。
春らしく、緑が実に気持ちよかったですねえ。
ワークショップではみんなでお散歩して、そのお散歩の中で目についた写真的に良い感じっぽいものをパチパチ撮って、最後にみんなでその写真を見ながら「ここをこうすればより良かったね」という添削を行ったりしています。
ここで大事なのは、何を撮るかではなく「どう撮るか」なんですよね。旅写真というキーワードでnoteを見てみると、同じ場所へ行ってもそれぞれの感性や、どういう人に記事を見せたいかという方向づけによって写真の撮り方が全然違います。
旅をメインに据えた記事であれば、旅をしている私、であるとか、旅の中で食べたもの、もちろん旅先で目にした素晴らしい景色、といった風に被写体の側に比重が寄ると思うのですが、ワークショップで扱っているのはひたすら「被写体の問題はちょっとアレとして、あなたはそれをどう感じてどう撮るんですか?」というところ。
モロに技術論なのでだいぶマニアックといえばマニアックなのですが、私からするとそのあたりに写真の本質はあるんじゃないのかな、と思っています。
今日の写真はだいたいがワークショップ内で撮った写真なので、「写真的な感性で切り取る名古屋の姿」というのが結果的にテーマになったかな。
名古屋の次は奈良へ寄り、その後ぽーんと広島県の尾道まで飛んでいます。また次回。
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