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3ヶ月の二拠点生活でも関係人口を作り、地域活性化への貢献はできる!

私たち子供2人含む4人家族は、3月末を以って新潟県湯沢町での二拠点生活を終えて、関東の自宅に戻ってきました。

冬の間だけの短期移住だったので、その期間3ヶ月.....!

でも地域の人たちと家族ぐるみでの関係を沢山作り、地域PRに貢献してくれたと、町長はじめ地元で商売をしている方々に感謝され、次の冬もぜひ来て下さいと温かく送り出してもらえました。

この短期間での二拠点生活の中で実際に私たちがやったこと、関係人口(移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わり、変化を生み出す人材)を作るために必要なことなどをお伝えします。

【二拠点生活】3ヶ月の短期移住で私たちのやったこと

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去年の夏に湯沢でリゾートマンションを借りると決めて、物件を閲覧し始めました。

同時に子供達も短期間だけ地元の学校に転入できるよう手続きを進めて、小学校を見学させてもらったり。

この頃から、youtubeブログSNSを使って”二拠点生活への挑戦”をリアルタイムで発信し始めました。

最初は忘れもしない、家族会議で二拠点生活をする!と発表するシーンから。

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実際に二拠点生活をスタートするまでは、小学校に住民票を移さずに通うための方法や、二拠点生活のための住まいの選び方などのノウハウを。

冬に入って、湯沢で二拠点生活をスタートしてからは、短期移住のメリットやリゾートマンションで暮らすことの魅力、地元のスキー場を楽しむ様子や、地元の飲食店に食べに行ったレポートなどを発信し続けました。

【関係人口】ちょっとずつ地元で知られる存在に

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そんな草の根的な活動をしていたら、いつの間にか私たちが知らないところで、私たち家族のことを知ってくれて、応援してくれる人が増えました。

youtubeをアップしたら、地元の中学生や小学生からコメントもらったり。

街を歩いたり、学校の参観日に行くと声を掛けられたり。

そして二拠点移住して2ヶ月目に、地元で起業して移住促進の取り組みをされているママさんの提案で、「テンネンパーマ」(youtubeとブログの名前)が気になる人たちを集めて、懇親会をしてもらいました!

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二拠点生活3ヶ月目に入ると、スキー場で必ず「Youtubeいつも観てます!」と声を掛けられるようになりました♫

【地域活性化】等身大の地域PRで沢山の人に感謝された

ある日、湯沢のスキー場で家族で滑っていると時、地元に住むSNSのフォロワーさんからメッセージがありました。

「どうしても届けたいものがあるので、これからマンションへ行きます!」と。

その方は地元で有名な老舗のお蕎麦やさんの女将さんで、私たちが湯沢の魅力を沢山伝えたり、一時は”負の遺産”と揶揄されたリゾートマンションのメリットや楽しい暮らしぶりを発信したりといったところに共感してくださって、ぜひお礼がしたかったとのこと。

旦那さんと相談されて、地元の美味しいお米と蕎麦がき餅をわざわざ届けて下さいました。

千葉県へ帰る日が近づくと、子供達と同じ小学校の同級生で、地元の「フリースタイルジュニアスキーチーム」も一緒だった家族が、お別れバーベキューパーティーを開いてくれることに。

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湯沢を離れる日には、不動産屋さんにマンションの鍵を返しにいったのですが、「地元の魅力を沢山発信してもらってありがとうございます!」とお礼と共に、素敵なお土産をいただきました。

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最終的には湯沢町の町長にお会いすることができました...!

私たちを住民票を移さずに”お試し移住”という形で受け入れてもらったこと。
子供が小学校へ短期間通えるように手続きしてもらったり、湯沢全てのスキー場を滑れる”町民パス”を発行していただいたことへのお礼として、子供達から感謝状を贈らせてもらいました。

元々、湯沢町で公共の媒体を使っての移住促進の広告は大々的にされていました。

が、実際に関東からきた家族が湯沢に住んでみて、どういう風に感じたのか、毎日どれだけ楽しく暮らすことができたか、地元にどれだけ沢山友達を作ることができたのか、などを移住生活者の等身大の目線でPRしてきたのが、今の湯沢町にはとても必要なことだったと仰って下さいました。

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その時のYoutubeはこちらです。

たった3ヶ月でも地域活性化への貢献はできる

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今はYoutubeやSNSがあるからこそ、個人が情報を発信して影響力を与えられる時代。

私たちの取り組みは微々たるものかもしれませんが、リアルな二拠点生活者の暮らしぶりを飾ることなく知ってもらったことが良かったのかなと思います。

実際に関東からスキー場へ来て声を掛けてくれる方も、「二拠点生活は憧れです!」と口々に言っていました。

こうやって共感できる人が増えて、その数パーセントの人でも行動に移してくれれば、湯沢にも少しでも恩返しができます。

そして、湯沢町も短期間のお試し移住がワンストップでできる仕組みを今整えているところで、町を通じてリゾートマンションの部屋を格安で提供する準備をしているそうです。

まだまだ私たち家族の「二拠点生活」という挑戦は始まったばかりですが、来年・再来年と継続していくことで、地域への人の流れを作ることに貢献できればこんなに嬉しいことはありません。

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